日本100名城スタンプラリー9
日本100名城 鉢形城(18番)
関東地方は戦国時代後北条氏の勢力範囲だったことから,北条氏関係の城跡が多く見られます(もちろんそれらは戦国時代のものであり,遺構という形でしか残ってはいませんが).埼玉県寄居町にある鉢形城もまた,これら後北条氏の支城の一つです.
鉢形城は荒川と深沢川に挟まれた高台に位置しており,特に荒川に面した部分は断崖絶壁と天然の要害をなしています.城の歴史は15世紀に当時関東管領だった上杉氏の家臣長尾景春が築城したことに始まるといわれています.後にこの地方の豪族藤田氏に婿入りした北条氏康の四男氏邦が拡張,天正18年の秀吉による小田原攻めに際しては,籠城して戦ったものの,約一ヶ月の攻防の末落城,以後は廃城となりました.
鉢形城の建物類は全く残っていませんが,堀や土塁などの遺構が保存されています.
スタンプの設置場所 鉢形城歴史館の受付にあります(係員に声をかけると出してくれます)
登城のハード指数(★☆☆ ハードでは ありません) 歴史館から1時間程度で周囲を散策できます.最初に歴史館によってパンフレットを貰ってから回ると良いと思います.寄居駅から歴史館へは徒歩30分程度ですが,バスも出ています(鉢形城へのアクセス)
登城日 2008年6月8日
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