日本100名城スタンプラリー4
日本100名城 白河小峰城(13番)
6月1日に盛岡に行ってきたんですが,その途中に白河に寄りました.
白河は奥羽と関東との境に位置していて,古くから白河の関で知られています.江戸時代には寛政の改革で知られる老中松平定信が治めた地としても有名です.また新選組一番組長沖田総司は白河藩士の子であり,ゆかりの地といえます.
そんな白河にあるのが白河小峰城,JR白河駅の北に位置し,駅のホームからも見えます.
戊辰戦争で激戦の地であったことから,城の建物はほとんど失われてしまい,現存するのは石垣と一部の堀のみです.ただ本丸に会った三重櫓は平成に入ってから当時の資料を基に復元され,その威容を誇っています.この櫓は地元の材木を作って再建されたもので,耐久性の観点から一度の入場者が制限されています.内部には実際に戊辰戦争の際に着いた銃弾の跡もあります.
またこのお城の見どころとしては高石垣があります.特に本丸跡にある同心半円形の石垣は貴重なものだそうです.
(写真) 黄色い円の中に注目(同心半円形に石が詰まれています)
スタンプの設置場所 三重櫓に入ってすぐの受付
登城のハード指数(★☆☆ ハードではありません) 駅から程近く,ちょっとした散歩気分で見学ができます.
登城日 2008年5月31日
| 固定リンク
コメント
こんにちわ
私の育った深川に白河町があります。由来はもちろん松平定信。霊岸寺に定信のお墓があります。当時の私は歴史嫌い、興味は全く無かったので近年知ったことです。
寛政の改革と言えば思い出すのが「白河の清きに魚も住みかねて元の濁りの田沼恋しき」
庶民と言うのは多少濁っていても楽しさが無くなったら住みにくい・・・これは現代でも同じことでしょうね。
投稿: 爺!! | 2008年6月 2日 (月) 14:10
<爺!!様> こんにちは.おっしゃるとおりです.松平定信は人物的には文句ないんでしょうが,仮に自分の上司だったら… 息が詰まって,相当なストレスになりそうです(花見なし,忘年会なし,昼食はかけそば以外禁止!とか言われそう).
私的には前任者の田沼意次のほうが付き合いやすそうです.昔は田沼=賄賂政治のイメージでしたが,彼の政策は日本の近代化に向けてのさきがけだったんですよね.
投稿: ビザ皇帝 | 2008年6月 3日 (火) 06:43