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2007年12月20日 (木)

マーラー「復活」公演前夜

 (この記事は12月22日に書いています)

 さて,2007年ビザンチン帝国のハイライトともいうべき週末が近づいてきた.それは盛岡で行われるマーラーの交響曲第2番「復活」公演,そしてその後の台湾演奏旅行である.本日20日は21日の復活演奏会のオケあわせが行われる.とはいっても仕事が休みになるわけではないから,仕事が終わってからの参加となる.当地から盛岡まで2時間かかるため,19時からの合わせに間に合わせるためには,遅くとも17時には出発する必要がある.というわけでこの日は朝から気合を入れて,火の玉モードに突入(目の中に炎が燃える星飛雄馬状態),外来から病棟,病棟から検査と目を血走らせて飛び回り,16時30分になんと当座の仕事をほぼ片付けて一路盛岡に出発した.当地から盛岡に行く場合,二戸駅まで車で行って(1時間)新幹線に乗っていくのが速くて確実である.結局18時34分に盛岡駅に到着,会場の盛岡市民文化ホールは目の前である.

 行くとちょうどオーケストラの練習をやっていた.マーラーの楽曲は非常に規模が大きい.当然オケ編制もでかく総勢100人を超える.それに加えて200人規模の合唱団だ.市民文化ホールのステージに全部乗るのか不安だったが,オケピットを上げてステージを拡張することで対応できたようだ.

 そしていよいよ合唱との合わせの開始である.今回の演奏会,オケは東京交響楽団,指揮は飯森範親氏である.飯森氏は写真で見る感じでは私と大して違わない年齢に見えるが,以前の練習で「25年前に盛岡の高校の吹奏楽部を指導したことがある」とおっしゃっていたことから,明らかに私より年上であることが判明し(25年前私は高校生),「えー,若い」と思ったのでした.練習は順調に進み,ダメ出しを経て21時過ぎに解散となった.私はそのまま21時41分の新幹線でとんぼ返りして,外来に残っていた書類の片付け等を行ったのだった(泣).

 さあ,明日はいよいよ本番である(どんな演奏になるのか非常に楽しみであった).

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