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2007年7月 4日 (水)

サルの侵入

 私が出張で来ている小田原市は神奈川県の西の端にあり,となりはもう静岡県である.普段僻地で暮らしているものにとって,神奈川県というとなんとなく都会的な響きがあるが,ここ小田原は山も多く,静かで私にとってはほっとする場所である.出張先の建物もかなり風情があって,昭和30年代の趣だ(私が生まれるずっと前です).

P7030003 かなり風情のある建物です.殺人事件が起こって,金田一耕助が出てきそうな感じです(笑).

 ところで,ここには職員食堂があるのだが,ここの出入り口に何やら張り紙が.目を凝らしてみてみる….なになに,「猿の進入より,扉・窓は必ず閉じるようにして下さい」,ひょっとしてここには猿が侵入するのか,そういえば周囲は森だもんなぁなどと感心した私でした(残念ながら猿にはまだお目にかかっていません).

P7030002_1 こういう張り紙があるということは,実際に猿が侵入してきた事例が過去にあったのでしょう.凄いところです(もっとも私の住む岩手県にある,一関市の某病院には熊が侵入し,外来を走り回ったという事件があったので,ここのことを笑えませんが 笑).

マダガスカル写真シリーズ6 バオバブ編

 キツネザルとならぶマダガスカルの名物(?)が,バオバブの木です.これは非常に変わった形をした木で,サンテグジュペリの星の王子様にも出てくる.マダガスカル西部の町ムルンダヴァに,有名なバオバブの並木道がある.

P6110086 夕暮れのバオバブ並木です.地元の子供たちがやってきました.

P6110101 今まさに日が沈む瞬間です.バオバブ並木は夕暮れ時が最も美しいと言われます.

P6120163 そしてこれが「愛し合うバオバブ」と呼ばれる珍しいバオバブです.まるで二つの幹が抱き合っているように見えます.

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コメント

あ!!!バオバブ!!

大好きな「星の王子さま」で出てきて、気持ちをこめてちゃんと育てるとそれに応えて大きくなる木…
とそのまま認識していました。
本の中の挿絵でしか見たことなかったんですが、日が沈む瞬間のシルエットはまさに私が見た絵そのものという感じがします。
愛し合ってるバオバブも素敵ですね♪

投稿: そう | 2007年7月 9日 (月) 15:27

ふふふ。サルですか。
二年前うちの店の一階トイレ部分に
蛇でましたよ、蛇!!(^^;;

投稿: フミヲ | 2007年7月10日 (火) 14:06

 そうさんこんばんは.星の王子様で有名なバオバブの木ですが,世界に存在するバオバブのほとんどの種がマダガスカルに集中しているのだそうです.まさにマダガスカル固有の木ですね.写真では判りませんが,この時近くで現地の人が楽器片手に歌っていて,これがまたいい雰囲気を醸し出していました(HPの旅行記の方に動画でアップしたいと思っています.完成したら見てくださいね.)

 フミヲさんこんばんは.そうですか,蛇が出ましたか.フミヲ様の店ですから,ノーマルな蛇ではなく,インドコブラやガラガラヘビ,はたまたニシキヘビなどでしょうか.
 そういえば,この春ワニ肉を食したのですが,同じ爬虫類ということでヘビの肉も旨いのでしょうか(一度食してみたい皇帝でした 笑).

投稿: ビザ皇帝 | 2007年7月10日 (火) 17:20

本でみたバオバブは、本当に1本だけが立っている絵だったので、「並木」という言葉が不思議な感じがしました。
近くで現地の方が歌っていたとは…ラッキーですね♪合唱部だった私としてはどんなリズムでどんな音楽なんだろう?ととても興味があります。マダガスカルの写真を見ていると、まったく違う国なんじゃないかと思うくらい雰囲気の違う写真がありますねっ。
これからも続きが楽しみです♪

投稿: そう | 2007年7月11日 (水) 15:21

 そうさんこんばんは.バオバブ並木といっても,写真のように道路の周辺にチラホラある程度で,道路わきにビシッとバオバブが並んでいるわけではありません.
 マダガスカルの代名詞にもなっている草原にぽつんと立つバオバブの風景ですが,実は将来が危ぶまれているそうです.元々バオバブは森の木らしいのですが,寿命が他の木に比べてとても長い(1000年以上)ため,砂漠化が進んで他の木がなくなって,バオバブだけが残り,今の風景ができたといわれています.ですから今あるバオバブが寿命になると,果たしてどうなるのかとても心配されています.

投稿: ビザ皇帝 | 2007年7月12日 (木) 15:10

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