日常に戻る
2週間の小田原出張から帰ってきました.それにしても今年の6月は前半マダガスカル旅行に行き,後半は小田原出張に出かけていたため,自分本来の職場ではほとんど仕事をしていなかった気がします(計算したら勤務日数10日,その他日直1回,宿直2回あり).その間は相方の頑張りと,関連施設からの応援で対応していました.でも明日からはようやく本当の日常が再開するわけです(マダガスカルは完璧に非日常でしたが,小田原は仕事がらみのため,ちょっと変わった日常とでもいいますか).それにしても2週間も職場を空けていたため,明日の外来どうなっているのか想像するだに恐ろしいです.
さて,実は昨日7月7日から8日にかけて,私も所属している盛岡バッハ・カンタータ・フェライン(MBKV)の合宿が行われていました.本来私も参加するはずだったのですが,ちょうど小田原帰りと重なってしまい,残念ながら不参加になってしまった次第です.現在MBKVでは年末に行われるマーラーの交響曲第2番「復活」演奏会の練習と,来年2008年に予定されている演奏会(バッハのカンタータ数曲)の練習を行っています.「復活」は歌う部分は少ないんですが,現代に近い作品であり,想像できない和声やら何やらで,なかなか苦戦しております(普段ルネッサンスやバロックばかりやっていると,現代音楽の和声には相当な違和感を感じてしまいます(笑).そういえば昔学生時代に「バッハは新しい作曲家」と言う上級生がいて圧倒されたのを思い出します(一般の音楽の教科書だと,バッハの活躍したバロック時代は古い時代のように記述されているが,実際にはバッハはバロック時代のおしまいの人で,それ以前にはモンテヴェルディやシュッツなどがいるし,さらに前にはラッススやパトレストリーナ,ジョスカン・デ・プレといったルネサンスの作曲家も多く,そういう意味ではバッハは新しい作曲家なのである.その感性でいえばマーラーなんて現代音楽だな).
私は合宿不参加ですが,うちのKは参加していて不在のため,本日は久しぶりに「盛岡冷麺」を食べようと思い立ちました.とはいっても,盛岡ではないため店には食いに行けませんから,近所のスーパーでぴょんぴょん舎の冷麺を購入してきました.ぴょんぴょん舎は盛岡市内に数店舗ある焼肉屋で,家庭用冷麺も販売している.よく観光地や駅などでもお土産用冷麺を売っているが,これらは一般に製麺会社が作った冷麺で,いわゆる焼肉屋の冷麺とは少し趣が違うのでした.ぴょんぴょん舎の冷麺は値は張りますが,私好みの冷麺なのでした.家に帰ってたっぷりの湯で麺をゆで,ついに完成しました.
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コメント
ビザ隊長(違) こんばんは!
有名ですよね「ぴょんぴょん舎の冷麺」って。
いつお店に行っても並んでるんですよー。
以前夏に30分以上待って友人は冷麺・私はビビンパを食べました(暑さと熱さの闘いでした。猫舌のくせに・爆)
美味しいんですよね~弟らが帰省した特別な時しか食べられないです。
投稿: まーうさ | 2007年7月10日 (火) 15:33
まーうささんこんばんは.いいですよね,ぴょんぴょん舎の冷麺.以前勤務先が旧都南村の三本柳だった頃は,時々サティ向かいのぴょんぴょん舎に行ってましたが,最近はもっぱら盛岡駅前ですね(大体ぴょんぴょん舎と盛楼閣が半々でしょうか).
最近は仙台あたりでも冷麺を出す焼肉屋は増えていますが,東京より西の方にはほとんどないですね.やっぱり冷麺は盛岡の文化なんだと思います.
投稿: ビザ皇帝 | 2007年7月10日 (火) 17:30