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2007年7月16日 (月)

地震と雷

 今日午前中に新潟県と長野県で震度6強の地震があったらしい.新潟県といえば数年前にも大きな地震があったばかりである.私の住む三陸北部も沖合いで結構地震が起こるが,これほど規模が大きいのはあまりない.

 昔から怖いものの代名詞として地震・雷・火事・オヤジといわれていた.オヤジの権威失墜が嘆かれる昨今だが,3番目の火事は多分に人災の側面があり,純粋に天災といえるのははじめの2つ,地震と雷である.

 学生時代この地震と雷のどっちが怖いか話題になったことがある.私は雷派だった.地震の場合は漠然と逃げられそうな気がするが,雷の場合は落ちたらおしまいというイメージだったからだ.そのため,地震の時は冷静に対応できるが,雷が鳴ると結構ビビッてしまう.ただ友人の多くは地震派だった.雷が落ちるなどまぐれに近く,地震の方がよっぽど被害が大きいというのが理由である.

 考えてみても,年間に落雷で死傷する人が何人いるのかわからないが,地震で死傷する人よりははるかに少ないだろう.イメージ的には地震と雷の怖さは,自動車事故と飛行機事故の怖さに似ているかもしれない.飛行機は落ちたら終わりという怖さはあるが,事故の確率は極めて低い.実際にたまに乗る飛行機が事故を起す確率と自分が運転する自動車が事故を起す確率を比較したら,自動車事故の方が遥かに高いのである(実際今でも日本では,毎年1万人近くの方が自動車事故で亡くなっているが,飛行機事故で亡くなる方は圧倒的に少ない).

 地震も雷も発生を防ぐことは不可能であるが,被害を最小限に食い止める術はあるはずである.行政には早急な状況把握と復旧支援をお願いしたい.

マダガスカル写真シリーズ9 ホシガメ編

 マダガスカルではキツネザルの他,爬虫類も結構有名である.今回写真を掲載するのは,マダガスカルホシガメ(別名ホウシャガメ)である.マダガスカル南部に生息する固有主である.今回はベレンティー保護区で見つけました.

Kame2 甲羅の模様が何となく星をイメージさせます.

Kame3 マダガスカルホシガメも絶滅が危惧される種です.

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