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2007年7月 6日 (金)

箱根登山鉄道 ”風祭駅”

 現在小田原に来ている私ですが,面白いものを見つけました.

 小田原駅から国道1号線に沿って箱根方面に向かう鉄道に「箱根登山鉄道」がある.その名の通り,箱根の山を登っていく鉄道だ.小田原から小田急線の電車がそのまま走っているので,同系列かと思ったが,運賃体系が異なっており(箱根登山鉄道沿線から小田急線各駅への切符を買うと,箱根登山鉄道の運賃と小田急線の運賃の合算料金となる),別な私鉄であることがわかる.

 この箱根登山鉄道の小田原から2つ目に風祭駅がある.駅前には有名な蒲鉾店「鈴広」があり,またかつて,正月の箱根駅伝の小田原中継所が置かれていた場所としても知られている.

P7050008 風祭駅前にある有名な蒲鉾の店”鈴広”です.

 そんな風祭駅だが,ここのホームはとっても短く,列車1両分の長さしかないのであった.このため列車は1号車のみで乗客の出入りを行っている.ただ,JR山田線なとの秘境路線と違って,6両位の電車が連結されているため,通常の方法では1両目のみのドアを開けることができないのであった(1両目のドアのみを自動で開けるのはシステム上困難らしい.また通常の駅のように,全車両のドアを一斉に開けてしまうと,2号車以降の乗客が降りようとして,間違って線路に転落する危険がある).

P7060001 電車がやってくると,こうして係員が待ち受けます.

 このため,当駅では列車がやってくると,係員(通常3名)がホーム上で待機し,列車到着と同時になんと,ドアを手でこじ開けるのであった.これが風祭駅名物の手開けというやつである.傍から見ているとなかなか愉快な光景である.

P7060003 列車が到着すると,駅員が先頭車両の非常用ドアコックを開けます.

P7060004 その後駅員がドアを手でこじ開けます(ドア4つに係員3人なので,2両目に近いドアは最後に開けられます(中には,内側から自分でドアをこじ開ける気合の入った乗客もいるらしい).

 追伸: 風祭駅は現在ホームの拡張工事を行っており,完成の暁には,全車両の昇降が可能になり,名物の手開けはなくなってしまうと思われるので,興味のある人は早めに見に行きましょう(笑).

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コメント

風祭駅。 いい名前ですよね♪

箱根へは何度も行ってますが、箱根湯本までの駅では降りたことがないので、これは知りませんでしたねー。
ホームが短いが故の1両限定手開けは珍しいです。
(自動全開しない手開けは結構ありますけど・・・)
しかし・・・風祭駅で降りる人は、この事を知らないと「ドアが開かない!」とパニックになりそう。 車内放送には耳を傾けましょうねー(笑)

投稿: 風雅 | 2007年7月 7日 (土) 07:29

 風雅さんこんにちは。箱根登山鉄道では小田原を出ると、風祭駅では先頭車両以外のドアが開かないため、1号車に乗るようにとのアナウンスが流れます。もちろんこれは各停の場合で,ロマンスカーなどの通過列車ではこういったアナウンスはないと思われます.
 風祭、おっしゃるとおり優雅な名前ですね。でも昔のブラックユーモア満載の漫画「ダメおやじ」で、ダメおやじをイビる妻「オニババ」の旧姓が風祭でした(たしか風祭冬子というのがオニババの本名だったと記憶しています)。

投稿: ビザ皇帝 | 2007年7月 7日 (土) 15:37

手動式といえばロンドンチューブですわ~。
あれは手動式というより「壊れてる」って
言ったほうがええか?(^^;;;
たまに壊れた車両に当たってしまうと
自動扉になれてる・・というよりそれが
当たり前だ!と思ってるジャポニーズの
あたいには衝撃でございました。

ああああ、言うの忘れた!
小田原城では甲冑着られるんですよ~。
着ました??(^^)

投稿: フミヲ | 2007年7月 7日 (土) 19:45

 フミヲさまこんばんは.小生実はロンドンには行ったことがないのですが,ロンドンの地下鉄はそんなに壊れているのですか.
 ところで,仙台近郊を走っている仙石線という路線があるんですが,実はこの路線首都圏の国電の中古車両を使っています.そしてなんと,昭和50年代までは閉まる時は全自動なんですが,開ける時は乗客が自分でノブを引っ張って開けるシステムに変更されていました.ただしこれは壊れているわけではなくて,北国だと特に用もないのに全部のドアを開けてしまうと,冬など寒くてたまらないからなのでした.
 小田原城の甲冑の話は知りませんでした.結局ほとんど観光らしい観光もしないまま,出張は終わってしまいました(泣).

投稿: ビザ皇帝 | 2007年7月 7日 (土) 23:45

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