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2007年4月24日 (火)

石割桜

 今日は所用で盛岡に出向いた.朝比較的早かったため,石割桜の様子を見に裁判所前に行ってみた.見ると既に花が咲いており,通行人(地元の出勤途中のサラリーマン風の人々)が携帯のカメラで写真を撮っていた.

Ishiwari1

2007年4月24日朝の石割桜です

Ishiwari2 ちなみに根元はこんな感じです.

 石割桜は樹齢350~400年程のエドヒガンザクラで,石を割って成長しているところからその名がある.盛岡地方裁判所の庭にあるのだが,江戸時代ここには南部藩の家老の屋敷があったといわれており,屋敷の庭石の割れ目に種子が飛んできて芽を出したと考えられている.一説には石の割れ目は落雷によってできたともいわれている.大正12年に国の天然記念物に指定されているが,過去には火災などで焼失の危機にさらされたこともあった.しかし市民の熱意などでなんとか焼失をまぬかれて,現在に至っている.

Ishiwari5 石割桜の由来が書かれた看板です.

 昼休みに外に出た際にまた寄ってみたのだが,この時は観光バスが乗り付けていて,大勢の観光客で大賑わいになっていた.一方裁判所の入口にも長蛇の列ができていた(どうやら今日は,昨年夏に私の居住地の近くで起こった殺人事件の判決公判の日で,傍聴券を求める人たちの列のようであった(テレビカメラもたくさん来ていた).

 ちなみにこの石割桜,ガイドブックなどの写真で見ると,公園の中にでもありそうな感じに写っているが,実際は街のど真ん中,大きな通りに面してあるのだった.

Ishiwari4 実際の石割桜はこのように街のど真ん中にあります(右手が県庁,左の茶色いのが裁判所).

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