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2007年4月 6日 (金)

大学教員の呼称

 この4月から大学の教員の呼び方が変わった.従来は偉い順に

 教授 - 助教授 - 講師 - 助手

というラインであったが,この4月からは,教授と講師はそのままで,

 助教授 → 准教授,助手 → 助教 になったのである.

 どうして変更されたのかというと,簡単に言えば名が体を表していないからである.

 元々上記のような役職名は,徒弟制度の色合いが濃かった明治時代に作られたものである.昔は教授の命令のもと,助教授以下はそれに従って仕事をしていたのであろうが,現在では,助教授もまた一人前の学者であり,独自に研究をしたり論文を書いたりしているのが普通である.比較的上下関係のはっきりしている医学部でも,教授の補佐しかしていない助教授は稀であろう.それゆえ今回,教授に准ずる地位として,准教授という称号を用いることになったのであろう(国際的にはこの准教授(associate professor)の方が一般的である).

 一方,従来助手と呼ばれる地位にあった人々はどうであろう.名前のイメージからはなんとなく実験などの手伝いをやっている人というイメージだ.しかし実際には,研究もするし,学生の指導も受け持つ教育職である.このため,今回教育職のイメージを出すために助教という役職名になったと思われる.

 翻って,私自身は臨床の最前線にばかりいるため,これら大学の役職には全く縁がないのだった.

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