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2007年3月15日 (木)

ネズミ部屋の住民

 我が家にはネズミ部屋と呼ばれる一室がある.ペットとして飼っているげっ歯類の生息エリアである.現在生息しているのはゴールデンハムスター(キンクマタイプ ♂)の次郎吉とチンチラ(♀)のナンネル(アロイジアというウワサあり)である.

Jirokichi ゴールデンハムスターの次郎吉です.

 げっ歯類を飼いたいと言い出したのはKで,以前はノーマルタイプのゴールデンハムスター(名称:ゴンスケ ♂)やロボロフスキーハムスター(名称:オナベ ♀)がいたのだが,2005年夏に相次いで他界してしまい,その後今のネズミどもがやって来たのだった.

Gonsuke Onabe

左)初代ゴールデンのゴンスケ,右)ロボロフスキーのオナベです(ともに故鼠です).

 ハムスターの次郎吉は普通のネズミなのだが,問題はチンチラのナンネルの方である.彼女は異常に気位が高く,ワガママぶりが凄い(このため私は名前はアロイジアの方がふさわしいのではと思っている).チンチラの主食は牧草なのだが,お気に召さない品種だと見向きもしないし,おやつとしてドライフルーツを与えても適当にかじって飽きるとその辺に放り投げてしまうのだった.さらに,元々チンチラは南米アンデス山脈の高地に生息しているため,高温多湿に弱いという欠点がある.つまり日本の夏は彼らにとってはまさにトンデモない環境というわけである.このためチンチラ飼育にはエアコンが欠かせない.かくして我が家の夏は,エアコンで温度・湿度が快適に保たれた部屋にネズミが生息し,人間様は暑苦しい部屋に寝るという愉快な事態になっているのである(笑 とはいっても北東北の夏なのでそれほど苦にはなりませんが).

Nannel とても気位が高いチンチラです(さすがに毛皮は乱獲されるだけあって,ツヤツヤです).

 ちなみに私の野望は体重1キロにもなる巨大なハムスター,クロハラハムスター(腹黒ハムスターではありません)を飼うことです.

Kurohara 昨年ウィーンの自然史博物館で見つけたクロハラハムスターの剥製です.お腹の黒さが特徴です.

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