重役出勤
俗に遅刻することのたとえで”重役出勤”という言い方がある.普段何気なく使っている言葉だが,そこでふと感じた疑問.「世の重役たちは本当に重役出勤しているのか?」.
残念ながら私の周囲には重役と呼ばれる人がいない(ウチの病院の場合,院長も所詮サラリーマンである).そこで,確実に重役が存在するはずの大手企業に就職している,学生時代の友人達に聞いてみた.回答をくれたのは某大手ゼネコンと某大手重工業メーカーの友人たちである.
彼らによると,一般に重役と呼ばれる人たちは,ヒラ社員よりも早く出勤してくる人たちが多く,とても重役出勤などしている重役はいないとのことであった(特に社員から叩き上がった重役ほどその傾向があるらしい).ただ例外もあり,中央官庁から天下って来た重役などは,契約がそうなっているのか,重役出勤してくる者もいるとのことだった.
今世間で騒がれている中央官庁から天下って大企業の重役になる人たちは,高い給料を貰って,しかも重役出勤できる身分のようであった.是非私もそんな仕事に就きたいのだが,残念ながら私を重役にしてくれる大企業はなさそうである(笑 そんな仕事に就けたら今以上にいろんな活動ができそうだ).
追伸: 遅刻のたとえとして”重役出勤”があるのなら,定時前に帰るたとえとして”重役退社”という言い方はないのだろうか?
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