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2007年2月14日 (水)

ビザンチン皇帝と夜行バス

 南国の休日もあっという間に最終日になってしまった.とはいっても,帰国便は午後4時発のため,午前中はゆっくりできる.この日はプールサイドでのんびりと寛ぐことにした.例によって本を読みながら寛ぐ.この日は特に気合を入れて泳ぐわけではないので,ビールも飲んだ.

P1010007 帰国直前の私.顔が赤いのは日焼けのためです.

 12時にホテルをチェックアウトして空港に向かう.航空会社にチェックインしてセキュリティーチェックに向かうのだが,アメリカ領のチェックは厳しく,靴まで脱がされた(過去に靴底にプラスチック爆弾を忍ばせたヤツがいたのだろうか).

 16時に無事機上の人になって,日本時間18時45分に帰国となった.やはりこちらは寒く,一気に現実に引き戻される.Kとおふくろさんは今夜は都内に宿泊して,明日帰るのだが,明日朝から普通に仕事がある私はそうは行かない.とはいっても,もはや尋常の方法では明日朝に出勤することは不可能なため,夜行バスを利用することにした(以前は東北線に夜行寝台特急の”はくつる”があって重宝していたのだが,廃止されてしまった.愛用していただけに残念である 泣).

 実は私はこの歳になるまで,夜行バスを利用したことがなかった.別に嫌だというわけではなく,何となく機会がなかっただけである.今回は楽天トラベルから申し込んだ(オリオン企画とかいう会社のもの).料金を見ると4,500円!「や,安い」下手すると新幹線の3分の1の値段である.友人から「最近の夜行バスは座席も広くていいよ」と聞いていたのだが,この値段では何となく不安になってきた.

 東京駅の丸の内口から盛岡方面のバスに乗り込んだ(このバスは盛岡を経由して,弘前,青森まで行くらしい).全席指定のバスは,何の変哲もない普通のバスだった(友人が言っていた今風の快適なバスでないことは明らか).客層は圧倒的に学生風の人が多かったが,年配の男性も2,3人いた(常連さんらしく,係員と談笑していた).

 私は乗り込むと早速缶ビールを開けて飲んだ.1本飲み終わった頃にバスは出発した.係員の案内が始まる.「このバスは全席禁煙,禁酒です.」,「えっ」と絶句する私.禁煙はともかく,禁酒とは‥‥.思うに夜行バスは,みんなおとなしく寝ていくシロモノであり,酔って騒がれては困るということなのであろう.また,若い女性も多いことから,過去に酔って彼女らにからんだ不届き物がいたのかもしれない.仕方ないので追加のビールは諦めた(本当はあと2本用意していたのだが).

 何の変哲もない(トイレも付いていない)バスは狭くてなかなか寝付けない(飛行機のエコノミークラスより狭いかもしれない).ビールも禁止されているため,やむなく眠剤(マイスリーという薬)を内服して寝た.いつの間にか眠ったらしく,目覚めたときは盛岡到着の直前であった(窮屈な姿勢で,いわゆるエコノミークラス症候群が心配になった).

 盛岡駅からは朝一の新幹線で二戸に戻り,停めてあった車で無事出勤時間に間に合った.病院では,私が南国に行っていたことを知らない病棟の看護師長に,「あら先生,顔赤いよ,昨日飲みすぎたんでしょ」と言われてしまった(笑).

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