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2007年2月26日 (月)

頭痛フォーラム2007

 この週末東京に行ってきた.「頭痛フォーラム2007」という,頭痛に関するセミナーに参加するためである.普段,地方で地域医療に奮闘していると,時にアカデミックな話題に飢えてくるため,タマに都会に繰り出すのである.セミナーは2月25日(日)にあるのだが,折角だからと,24日のうちに東京入りした.

 丁度上野の都美術館で「オルセー美術館展」をやっているというウワサを耳にしたため行ってみたのだが,凄い長蛇の列でかなり待たされそうなため,断念した.その後秋葉原等をブラブラして過ごした.

 翌25日は朝からセミナーである.会場は新高輪プリンスホテルの国際館パミール,しばしばこういったイベントの際に利用される立派な会場である.入ると既に大勢の参加者でごった返していた(主催者の発表によると1000人位来たらしい).

 今回のフォーラムは3部構成になっていた.まず第1部は,”各診療科からみた頭痛”と題して,神経内科以外のペインクリニック科や心療内科,小児科の医師から見た頭痛についての講演であった.第2部は実際の頭痛症例を提示して,その病歴,所見等から診断を考えさせるという,ちょっとしたクイズ形式のコーナーであった.このコーナーの後半には解説のために偉い先生が登場するのだが,そこで登場した神奈川歯科大学附属横浜クリニック内科学講座教授という肩書きの女の先生が,社民党の辻元清美似でとても楽しかった(一方,この時司会をやっていた先生が,何となく石原都知事似だった).

Zutsuneo 真ん中の赤い服の方,何となく社民党の辻元清美さんに似ています.

 第3部は,はるばるスエーデンのヨーテボリからやってきたCarl G. H. Dahloef 先生の特別講演であった.先生は今年ストックホルムで開催される,世界頭痛学会の会長を務める偉い先生なのでした.

 こうして久しぶりにアカデミックな気分になって帰宅したのだった(明日からまた外来).

Zutsu1 熱演するDahloef 先生.

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