雪が!
11月7日(火)は立冬だそうである.岩手日報の夕刊には”県内は暖かい朝だった”と書いてあった.この日は例によって,学生の指導や検査のために大学病院に出向いていたが,夕方に仕事を終えた後,所属する合唱団(盛岡バッハ・カンタータ・フェライン)の練習に参加して家路に着いた.
盛岡を出るときは雨が降っていた.車を走らせ山間部に入っていく.道路わきに設置されている温度計の表示は”2℃!”,「こりゃ寒い」と思っているうちに,当初雨だったのがなにやら固形物に変わってきた.
「も,もしかして雪?」,もちろんタイヤは夏タイヤである.一気に緊張感が高まった.
それでも当初は雪というよりは,みぞれといった感じで,地面に落ちるとすぐに融けて問題はなかったのだが,平庭峠に近づくと完全に雪に変わってしまった.しかも峠付近では吹雪いて,なんと道路にも積雪が!夏タイヤがジャリジャリと滑り出したため,ギアを落として時速20kmでゆっくり走る.
幸い雪が積もっていたのは峠付近の短い区間のみだったため,すぐに道路から雪は消え,下界に降りると再び雨に変わった.
それにしても,立冬とはいえ,まだ11月初旬なのに雪とは.もちろんこれも峠筋のことであり,里に雪が降るのはまだまだ先のことであろうが,北国の冬はもう目の前に来ていることを実感したのだった(そろそろタイヤを換える時期である).
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