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2006年10月27日 (金)

北海道日本ハム優勝!

 今年度の日本シリーズは,北海道日本ハムファイターズが中日ドラゴンズを破って幕を閉じた.私は運動神経はからっきしダメで,大学時代も体育はトレーニングクラス(入学直後に体力測定が行われ,下位10%位のヤツは特別なクラスで1年間しごかれる{1年間柔軟体操やマラソンばかりで,本当に泣きたくなる}.他の90%のヤツは野球とかサッカーとか,好きな競技を1年間やれる.尚,この制度は男のみで,女子にはない)に入れられるほどの運動オンチであった.

 しかし,スポーツ観戦は好きでプロ野球も子供のころから見ていた.とはいっても,当時の東北地方ではプロ野球といえば,ジャイアンツ戦しか中継されず(稀に土日にNHKで他のカードやパリーグもあったが),その結果必然的に私の周囲の仲間はみんなジャイアンツファンになってしまった.しかし,私は当時から天邪鬼だったため,そんな傾向に反発して唯一人中日ファンになったのである.

 この時なぜ,中日ファンになったかというと,当時中日のエースだった星野仙一が,ジャイアンツ戦で勝つと「ざまぁ見ろ」とばかりに歓び,逆に打たれて降板した時には,ベンチを蹴飛ばして怒るなど感情をあらわにした様子を見てカッコイイと思ったからである.当時の中日はピッチャーは星野,三沢,松本が三本柱でリリーフに鈴木孝政がいた(彼は当時の中日のリリーフエースで,今で言うクローザーの走り的な人物である).また野手では谷沢,マーチン,高木守道,大島,さらに去年楽天の監督だった田尾が若手選手として在籍していた.

 そんなわけで当時はテレビのジャイアンツ戦の中継よりも,中日の試合を放送しているラジオ(東海ラジオガッツナイターなど)を必死に受信して聴く方が多かったように思う.その後選手の移り変わりなどもあったが,大体昭和のおしまいまで中日ファンであった(投手では小松,今中,今でも現役の山本昌,野手ではロッテから移籍の落合,ヘディングの宇野,彦野,今も現役の立浪がいた時代).

 平成以降はギャオス内藤,川崎,池山,広沢が活躍していたヤクルト(途中から古田,石井一久などが加わった)を応援するようになった.その後衛星放送の普及とともに,パリーグの試合も多く中継されるようになってから,パリーグも面白いじゃないかと黒木や初芝のいたロッテを応援するようになり,最近では仙台に住んでいた因縁から楽天も応援している(何度も試合を見に行ったが,一度も勝ち試合にめぐり合っていない 泣).最近ではプロ野球観戦は衛星放送か,学会出張の際に球場に行くかのどちらかで,民放地上波の野球中継は全く見ていない.

Sapporodome 今年5月に学会で札幌に行った際にヤクルトとの交流戦を観戦.2塁上にいるのは新庄です.

 ちなみに今回の日本シリーズ,うちのKは北海道出身のため純粋に日本ハムを応援していたが,私は最近はパリーグの試合ばかり見ているため日ハムも応援していたが,昔の思い出もあり中日にも勝って欲しいと複雑な心境であった(愛知県には学生時代からの友人Nもいるし.阪神-日本ハムなら文句なく日ハムを応援していたであろう).

Asahiyama 野球と無関係ですが,学会ついでに行った旭山動物園の白熊.今の北海道はここも有名です.

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