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2006年10月29日 (日)

ベルホヤンスクへの憧れ

 私は最果てや極地と呼ばれる場所が好きで,高校時代には北海道の宗谷岬や納沙布岬に行ったり,最近では2003年に北極のスバールバル諸島に行ったりしている.

 ビザンチン皇帝のスバールバル旅行記 

           

    (HPの旅行記録へのリンク)

 先日薮川の記事で,北半球の寒極である東シベリアのベルホヤンスクという町について触れた.この時,ベルホヤンスクにどうやって行ったらいいのか判らないと書いたのだが,今日何気なくネットで”ベルホヤンスク”を検索していたところ,なんとベルホヤンスクに行くツアーを見つけた.主催はユーラスツアーズというロシアを専門に扱う旅行会社である.

 ベルホヤンスクへの耐久ツアー 

         

 (これがそのツアーへのリンクです)

 日程は2007年1月14日から1月21日までの8日間,新潟空港発着で,全行程添乗員が付いたツアーである.1月中旬から下旬といえば1年で最も寒い季節だ,まさに極寒のベルホヤンスクを体験しようというツアーなのである(案内には参加者募集ではなく,挑戦者募集と書いてあった!).案内によると,ベルホヤンスクではオーロラ観測もできるとのことである.確かにベルホヤンスクは北緯67度で,アラスカのフェアバンクス,フィンランドのロバニエミやノルウェーのトロムソなどの有名オーロラ観光地と同じくらいの緯度にある(寒さは圧倒的だと思うが).それに,冬季のベルホヤンスクは晴天が多いから,確かにオーロラが見られる確率は高そうだ(凍死する可能性も高そうだが).

 このツアーを見つけて,是非行きたいと思ったが,2007年1月末に所属する合唱団の演奏会本番を控えているため,「こりゃ無理だ」と諦めた次第である.しかし,このツアーを知ったことで,これまで遠い存在だったベルホヤンスクが一気に身近に感じられるようになったのである.

Russia こうして見ると,ベルホヤンスクは実は日本のほぼ真北にあり,意外に近くだということがわかります(盛岡-ベルホヤンスクは約3000kmで,盛岡-グァム島間とほぼ一緒です.

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