妖怪検定に向けて
昨日境港市商工会議所から通知が舞い込んだ.なんだろうと見てみると,当日の受付時間を変更するとのお知らせであった.なんでも申込者が450人を越え,当日受付の混乱が予想されるので,受付開始を早めたとのことであった.自分が申し込んだ時点で249人だったから,その後200人以上増えた計算になる.試験会場に入りきるのだろうかと,余計な心配をしてしまうのだった.
さて,先日盛岡に行った際,山陰行きの切符を買うべく盛岡駅に出向いた.羽田から飛行機で行くという手もあるのだが,地に足が付いていないと何となく不安な私はやっぱり陸路がいい.幸い東京から山陰地方に向けては,”サンライズ出雲”という電車寝台特急が走っている.サンライズは全寝台(B寝台も含めて)個室という,恵まれた環境の列車である(B寝台の個室はそれなりに狭く,横幅はカプセルホテルなみではあるのだが).しかも電車寝台車であるため,普通のブルートレイン(客車寝台車)に比べて発車・停車時の揺れが少ないというメリットもある.これはもう,サンライズで決まりだろうと盛岡駅のみどりの窓口で申し込んだ(寝台券はネットでは買えないため,みどりの窓口に出向く必要がある).
と,ところが….「いやー,満席ですねぇ.のびのびシート(普通指定席扱いの,一応横にはなれる,雑魚寝タイプの客室)もありません」という駅員の非情な声.カシオペアじゃあるまいし,サンライズってそんなに人気の列車だったんだ,と妙な感心をした私である(やっぱり3連休直前だからということらしい.帰りのサンライズは確保できた).結局仕方なく,東京発大阪行きの”急行銀河”のB寝台を使うことにしたのだった.急行銀河は夜11時に東京を出て翌朝7時ごろ大阪に着く夜行の急行列車(いまや急行列車なんてほとんどないよなぁ)である.ビジネス客などにはそれなりに需要があるらしく,いまだに廃止されずに生き残っている夜行列車の老舗でもある.ただ,急行列車の悲しさか,昔のブルートレインのお下がり客車を使用しているため,設備的にはサンライズとは比較にならないのである.さあ,頑張って行ってこよう.
これは以前乗車したサンライズ瀬戸号の外観です(サンライズ出雲号も同じ造りです).
これはB寝台個室シングルです.横幅はカプセルホテル並みですが,高さはそれなりにあります(同じB個室でもソロはまさにカプセルホテルです).
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