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2006年9月30日 (土)

疑惑(?)の毎日モーツァルト

 NHK BS2およびHi Visionでやっている10分間番組”毎日モーツァルト”,昨日9月29日のテーマは父レオポルトの死であった.自身も優れた音楽家であり(バイオリンのテキストも執筆しており,今でも使われているらしい),早くから息子の才能を見抜いてヨーロッパ各地を旅して研鑽を積ませると共に,積極的に売り出すなど”りえママ”的な行動でも知られている.ザルツブルグの大司教と決別して(勝手に)ウィーンに移り,(勝手に)結婚するなど,成人してからは何かと気まずい雰囲気にもなったが,やはりそこは親子,父レオポルトの死はモーツァルトにとって衝撃的な出来事であったようだ.

 さて,そんな父レオポルトはザルツブルグの新市街にあるザンクト・セバスチャン教会に併設している墓地に眠っている.教会の入り口から入って程なく,ひときわ目立つ墓石がそれである.そこにはレオポルトの他にモーツァルトの妻だったコンスタンツェや,なんと!コンスタンツェの再婚相手であるニッセン氏も眠っている.ザルツブルグで売っている小冊子にはその墓石の写真が載っているのだが,墓石を中心に左右に2枚の石版が写っている.向かって右側の石版がレオポルトの墓標だったらしい.しかし今年の6月に私が現地を訪ねた時には,なんと!石版が1枚しかなかった.向かって右側の石版(つまりレオポルトの石版)がいずこともなく消え去ってしまったのである.現地の日本人ガイドに聞いてもよく分からないとのことだった.私は不思議に思いながら教会を後にしたのだった.

Oldhaka_1 (写真1) 現地の小冊子に載っている墓石.見ての通り石版は2枚あります(見づらいですが,右の石版にLEOPOLD MOZARTの文字が見えます)

Newhaka (写真2) そしてこれが,私が訪ねた時の墓石です.見ての通りレオポルトの石版が綺麗になくなっています(荒らされた形跡がないため,酔っ払いが持っていったわけではないようです).

 昨日の毎日モーツァルトにも,この墓石が登場していたが,やはり私が見たのと同じように右側の石版がなかった(このことから,比較的最近撮影されたらしいことがわかる).しか~し!この直後,なんとレオポルトの石版のアップのシーンがあるではないか,ということはNHKスタッフは石版のありかを知っているわけだ.現地のガイドが知らなくて,NHKが知っているとは…….まさかNHKのスタッフが石版を持ち出してどこかにしまっているのではないだろうな(NHKの倉庫に眠っているなど),などと大いに疑念を抱いた私であった(正直,あのレオポルトの石版はどこにあるんだろう.教えてくれ山本耕史!).

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