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2006年9月29日 (金)

日本の珍名駅2 ”ごめん”

 先日珍名駅として群馬のなんじゃい駅を紹介した.今回は第2弾として南国土佐,高知県はJR土讃線にある「ごめん」駅(後免駅)を紹介します.

 後免駅は高知県南国市の中心駅で駅舎も立派である.高松と高知方面を結ぶJR土讃線の特急列車も必ず停まり,さらに私鉄である土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線(室戸岬方面へ向かう路線)の始発駅でもあり,空港(高知龍馬空港)にも近いなど交通の要衝でもある.

 高知方面に向かう特急列車は四国山地の山間部を走行するが,土佐山田駅を過ぎる頃から徐々に開けてくる.土佐山田から数分で待ちに待った車内放送が流れてきた.「まもなく,ごめんごめんに着きます.ごめん・なはり線はお乗換えです.ごめんの次は終点の高知です‥‥」.

「gomen.mp3」をダウンロード

 

 ここをクリックすると”ごめん”駅到着直前の車内放送が聴けます

Gomen2 (写真1) ごめん駅外観.かなり立派な駅です.

Gomen1 (写真2) ごめん駅の看板にて.うれしそうな顔をしています.

Gomen4 (写真3) ちなみに”ごめん”の由来は,その昔この地域の租税が免除されていたことに由来するとのことです.

 写真でもわかるように”ごめん”駅は結構立派な造りである.ホームは4つあり,ひとつが土佐くろしお鉄道用になっている.このホーム上には,ちょっとしたモニュメントが建っている.これは”ごめん・えきお君”というキャラで,当地出身のやなせたかし氏(アンパンマンの生みの親として有名)がデザインしたもので,氏の作った「ごめん駅でごめん」という石碑もあります.またこの”ごめん・なはり線”には20駅あり,その全てにやなせ氏製作のオリジナルキャラクターが割り当てられている.ちなみに,始発のごめん駅のキャラが”ごめん えきお君”で終点のなはり駅が”なは りこちゃん”なのでありました.

Gomen5 (写真4) これが”ごめん”駅のキャラクター,ごめん えきお君です.帽子にGOMENと書いてあります(右下にはアンパンマンもいます).

Gomen3 (写真5) そしてこれが「ごめん駅でごめん」の碑.これだけ謝られると,こっちが申し訳ない気分になります.

ホームページ本編にも珍名駅のコーナーを設置しました(日本の珍名駅

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