2024年8月23日 (金)

週末の外食

 8月第3週末の外食の話題です(最近ネタがこればっかり 笑)。この日は自宅からやや離れたショッピングモールにあるポルトガル料理店The Hookに繰り出しました。何度も話題に出していますが、当地にはスペイン料理店はほとんどない代わりにポルトガル料理店は多数あります(周辺にアンゴラ、モザンビークといったポルトガル系の国があるからと思われます)。ここThe Hookはそんなポルトガル料理店の中でもレベルが高い店だと思います。

Img_3328  この日メインで頼んだのはマグロのステーキです。ソースに用いられたガーリックの風味が素晴らしいです。ワインも一緒に頼んだのは言うまでもありません。

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2024年8月21日 (水)

Mpox

 アフリカでは今、Mpoxが話題になっています。これは以前サル痘と呼ばれていた感染症のことです(実際には主に感染する動物がげっ歯類だということがわかり、名が体を表さなくなったことや、罹患者に偏見を抱かせかねないということで、現在ではMpoxの名称となっています)。ポックスウイルス科のオルソポックスウイルス属の一種で、昔怖い感染症として知られていた天然痘ウイルスの仲間です。日本でも何年か前に海外から持ち込まれ実際に症例が発生したことで知られています。おもな症状は発熱、頭痛に加えて特徴的な発疹が全身に現れることです。これらは天然痘に類似した症状ですが、天然痘に比べると毒性や感染性は低く、致死率も低いとされています。

 Mpoxにはコンゴ盆地由来の株(グレード1)と西アフリカ由来の株(グレード2)があります。以前世界的に広がったものはグレード2だったのですが、今回問題になっているのがグレード1によるものです。これはグレード2に比べると毒性や感染性が強いとされています。昨年以降アフリカ中部のコンゴ民主共和国で多数の症例が報告され、その後周辺国でも症例報告が増えてきていることから、今回アフリカCDCやWHOが「公衆衛生上の緊急事態」を宣言しました。Mpoxは天然痘に比べれば毒性は低いとされていますが、今問題になっているグレード1は致死率5%程度と決して無視できる数字ではないことと、アフリカ地域で蔓延しているHIVとの絡み(HIVで免疫不全状態になっているところにMpoxが感染すると致死率が一気に上がる)で問題になっているわけです。

456570332_8033581353405826_3587566798149  私のいるナミビアでは今のところ感染例は報告されていませんが、SNSでは当地の主要英字紙の名を騙ったアカウントが「100例以上の陽性者が!」などと投稿し、これに対して当地の保健省が「これはフェイクニュースです」と否定コメントを出すなどの騒ぎになっています。日本でも感染症や災害の時にSNSのフェイク情報が問題になりますが、世の東西を問わないようです。

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2024年8月15日 (木)

岸田首相の不出馬

 今日は終戦の日、当ブログは基本的に政治的な話題を扱わないのですが、この日だけは例外にしていることが多いのでお許しを。話題は昨日岸田総理大臣が来月行われる自民党総裁選に出馬しない意向を表明したというニュースです。

 自民党という一政党の党首と、日本の行政機関の長である内閣総理大臣は基本的に別物ですが、日本では政権与党最大政党の党首が内閣総理大臣になることが一般的であるため(村山富市氏など例外はある)、今期で自民党の総裁を退くということは、自動的に内閣総理大臣は辞任するということになります(過去には総理総裁分離論なんているのもあった時代もあるが)。いわゆる裏金問題などで世論の批判を受けたことから、そのけじめを付けるためということのようです。このタイミングになったのは、国会が閉幕し主要な外交日程が一段落したことからと思われます。その評価は人によりけりでしょうが、少なくとも外交安全保障政策に関してはよくやっていたと思います。

Img_0042  ちなみに今日のナミビアの英字紙Sunの国際面にこのニュースが載っていました。ロイター通信による記事ですが、興味深かったのが上智大学の中野晃一氏の話として、「自民党の現職総理は、勝利が確実でなければ総裁選に出馬できない。相撲の横綱と同じ、活だけではなく優雅に勝たなければならない」という話です。そういえばそうだったかなと思い調べたら、たしかに現職総理が出るときは無投票になることも多く、基本は無風なようです(ただし自分も記憶のある福田赳夫総理の時の総裁選は予備選で福田氏が大平氏に敗れて本戦に出なかったというケースがありましたが、これが勝利が確実でなければ総裁選には出られないの実例なのでしょう)。

 そんなことを考えた2024年8月15日でした。

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2024年8月11日 (日)

週末の外食

 またまた週末の外食の話題です。最近食べ物の話題しかないんじゃないかといわれそうですが、日本にいたときと比べて活動範囲がかなり制限されているため仕方ないという側面があります(小田原在住時は週に2回くらい東京に出ていたし)。

Img_3322  この週末8月10日は時々行くステーキ屋さん、Stellenbosch Wine Bar and Bistroに繰り出しました。ナミビアのステーキは美味しいのですが、調理がどうとかソースがどうとかではなく、ただ肉が旨いというのが感想です。この日はサーロインステーキをガーリックバターでいただきました。前菜は最近野菜不足を感じていたためトマトサラダを注文、料理のお供はもちろんワインです。

Img_3324 Img_3326  感想は「やっぱり肉が旨い」。肉料理と言えば日本だとステーキ以外にも焼き肉、すき焼き、しゃぶしゃぶなどいろんな食べ方がありますが、ここナミビアはほぼステーキ一択、それでも旨いので飽きることはないと思われます。

*そういえばパリオリンピックも今日で終わりだなぁと感慨深く思ったのでした。

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2024年8月 7日 (水)

ラ・セーヌの星

 パリオリンピックも佳境ですが、今日はフランスを舞台としたアニメ作品の話題です。フランスが舞台というと池田理代子先生のベルサイユのばらが浮かびますが、今回のテーマは1975年に放映されたラ・セーヌの星です。ベルばら同様フランス革命を描いた作品ですが、基本登場人物が貴族であるベルばらと違い、こちらは主に庶民目線の作品となっています。

Rasenu  作品の基本設定は、パリのシテ島(セーヌ川に浮かぶ中州)で普段は花屋を営むシモーヌという美少女が変装してラ・セーヌの星と名乗り、剣を振るって私欲を肥やす悪徳商人や無慈悲な官憲を成敗するというものです。イメージとしてはフランスを舞台にした桃太郎侍といった趣です。しかもシモーヌが実は王妃マリー・アントワネットの異母妹という設定になっているため、暴れん坊将軍という見方もできます。ただこれだけだと「ふ~ん」という感じになるんですが、物語は後半フランス革命が始まると俄然様相が変わってきます。単なる勧善懲悪の時代劇ではなく、歴史の流れに翻弄される人々の姿が赤裸々に描かれていきます(それは主人公のシモーヌも例外ではない)。この後半部分がラ・セーヌの星が素晴らしい作品と言われるゆえんで、私を含めこの作品でフランス革命の流れを学んだという人は多いと思われます。革命が先鋭化して当初は虐げられる側だった民衆が最後、王妃の子供たちを虐待しようとするに至ると、そうした民衆に対して剣を振るいます。この時「ラ・セーヌの星はわれわれ民衆の味方じゃないのか」という人々に対して、「ラ・セーヌの星は弱いものの見方です」と毅然と答える場面はこの作品を象徴する場面だと思います。

 後年このラ・セーヌの星の後半部分を監督したのが富野由悠季(当時は富野喜幸)だと知ったとき、「そりゃぁ、盛り上がるはずだ」と納得した思い出があります。そんなラ・セーヌの星、現在UNEXTやFuluなどの配信サービスでは見られないのが残念ですが、youtubeでは時々上がってくるので今回その一部を鑑賞し、改めて凄い作品だったなと感じたのでした。

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2024年8月 5日 (月)

土用丑の日

 土用というのは古い日本の暦で季節の変わり目(季節が変わる直前18日くらい)を指す言葉で、春夏秋冬それぞれに存在します。ただ現在ではもっぱら夏の土用が有名で、その中の丑の日がウナギを食べる日として定着しています。一方で干支は12あるため、土用18日間の中に丑の日が2回現れる年も存在し、こういう年の場合1回目を一の丑、2回目を二の丑と呼んでいます。2024年は7月24日が一の丑だったのですが、実は今日8月5日が二の丑でした。というわけでせっかくなのでウナギをいただきました。

Img_0033(写真1)うな丼

 もっともナミビアにウナギの蒲焼は存在しないため、日本から持参した長期保存可能な真空パックのウナギです。さすがに焼きたてのふっくら感は望むべくもありませんが、たれや山椒をかけて美味しくいただきました。

 ちなみに夏の土用丑の日にウナギを食べる風習は江戸時代に始まったとされていますが、それ以前には「う」の付くものを食べるとよいとされていたそうです。そういう理由か知りませんが、今年の我が家の一の丑はきつねうどんでした(笑)。

Gtrnb7tw8aackou(写真2)きつねうどん

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2024年8月 3日 (土)

8月になりました

 気が付けば8月になっていました。昨年7月末にナミビアに赴任してから1年が経ったことになります。月日が経つのは早いとはよく言いますが、30代、40代、50代と加速度がついて早くなっているような気がします(還暦すぎて定年を迎えると遅くなるのでしょうか 笑)。日本は猛暑で大変なようですが、こちらは冬、とはいえ徐々に朝の寒さも緩んできているように感じます。

 そんな8月最初の週末は定番の外食に繰り出しました。行先はここも時々出かけるKubata Restaurantです。ポルトガル料理屋さんなので、基本的に魚が美味しいお店です(ウィントフックにはポルトガル料理店が多数ありますが、スペイン料理店はありません。これは周辺にアンゴラやモザンビークといったポルトガル関連の国が多いためと思われます)。この日はエビと白身魚をいただきました。

Img_3318_20240818122101 Img_3319_20240818122101(写真左)エビ、(同右)白身魚

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2024年7月30日 (火)

当地のシュレッダー

 書類等を処分する時はシュレッダーにかけて後から復元できないように切断して処分するのが普通だと思います。私の職場にももちろんシュレッダーがあるんですが、先日その内部をのぞいてみました。

Img_0750 Img_0749_20240818114901  裁断された紙片の粒が非常に細かいように感じます。以前の職場のものはもう少し紙片が粗かったはずなので、これは本当に細かいです。日本国外ということでセキュリティ上細かさが増しているのかもしれません。

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2024年7月27日 (土)

パリオリンピック開幕

Pariso  パリオリンピックが開幕しました。当地ナミビアはこの時期フランスとは時差がないため、現地と同じ時間間隔で見ることができます。

 とはいえ、当のナミビアからは陸上、自転車などわずか4人の代表を出しているだけなので国内での盛り上がりは全くなく、中継もほとんどされていません(放送権料が高いからなぁ)。観戦の手段は必然的にNHKプラスやTverになります(特にTverは国際映像で様々な競技が見られる)。昨夜の開会式(いろいろ物議を醸しだした 笑)に続き、今日は男子ハンドボールや柔道競技の観戦をしていました(女子48キロ級の角田選手の巴投げがすごかったな)。

 せっかくいい時間帯に観戦できる環境にいるので、これからしばらく楽しみたいと思います。

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2024年7月22日 (月)

週末の外食

 当地は今冬です。日中こそ20℃くらいまで気温が上がりますが、砂漠気候のため日が沈むと一気に気温が下がり、朝の最低気温は一桁前半になります。さすがに暖房なしの半袖では厳しいので、長袖の下着が活躍します。

 そんな日々ではありますが、週末の外食は欠かさず出かけており(笑)、この週末は良く行くステーキ屋さんButcher Block Namibiaに繰り出しました。

Img_3295  ここはステーキももちろんですが、特にエビフライが美味いのです。パン粉を付けて揚げたサクサクした歯触りは日本で食べるものに遜色ないレベルだなぁと感心しているのでした。ワインも一緒にいただいているのは言うまでもありません。

Img_3298 Img_3296(写真左)フィレ肉のステーキ、(同右)エビフライ

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