2009年7月 9日 (木)

不可能トリック

 実はミステリー好きの私(いや21世紀に入ってからはほとんど読んでいないから,ミステリー好きだったというべきか?),20世紀には内外の作品を結構読んでいました.

 国内では横溝正史や松本清張,外国ではA・クリスティやE・クイーンなんかを愛好していました.

 いわゆる本格ミステリーと呼ばれる作品の醍醐味として意外な犯人というのがあります.まあ犯人っぽい人が犯人じゃ面白くないので,「えっ! この人が」という人物を犯人に仕立てるのが本格ミステリーの常とう手段です.

 こうした理念の下,数々の名作が生まれ,動物が犯人,自分自身が犯人,事件を担当する探偵が犯人,作品の語り手が犯人など多くの意外な犯人が登場してきました.

 しか~し,私がミステリーを読んでいた20世紀にはどうしても実現しなかった意外な犯人があったんです.

 それは…

 ミステリーを読んでいる読者が犯人というトリックです.そんなバカな!と思うでしょうが,いろんなトリックが考えつくされた現代において,意外な犯人という新しいパターンはそれ以外なかったのが実情でした.

 それにしても,読者が犯人なんてすごいトリックです.普通に考えてできそうにありません.第一,読者が犯人という以上,読み終わった人全員が「自分が犯人だ」と思わなければ意味がありません.Aという読者は犯人だが,Bという読者は違うというのでは成立しないトリックです.わたしもこんなトリック実現することはないだろうと思っていました.

 しか~し,そんな不可能トリックに果敢に挑戦した作品が21世紀になって書かれていたんです.情報をいただいたのは私のミステリー友達のSARAさんで,彼女のブログ(ミステリーの森)にこの作品の記事が出ていたんです.私が大急ぎで購入したことは言うまでもありません(SARAさんありがとうございます).

Ultimo (写真) ウルチモ・トルッコの表紙.中央の円の部分は鏡になっていて,そこに映し出された自分が実は犯人ということらしいです.

 その作品の題名は ウルチモ・トルッコ 犯人はあなただ です.作者は深水黎一郎氏,この作品で第36回メフィスト賞を受賞したんだそうです.タイトルのウルチモ・トルッコは語感からイタリア語またはスペイン語で究極のトリックを意味すると思われます(英語ならultimate trickでしょうか).

 本が届いて以来少しずつ読んでいたんですが,このたびついに読了しました.

 内容については語るわけにはいきませんが,読み終わって本を閉じた瞬間,「うーん,自分もこの人物を死に至らしめたひとりなんだろうな」とは思ったのでした.ちょっと,おやと思う部分も無きにしも非ずですが,伏線の張り方など結構よくできた作品とは私も思いました.

 これを機会にまたミステリーにハマってみようかとちょっと思ったのでした(これ以上手を広げると1日30時間以上必要な気が… 泣).

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2009年7月 8日 (水)

日本100名城スタンプラリー55

日本100名城 高松城(77番)

 日本100名城四国シリーズ,3つ目は高松城です.

 讃岐の国の中心にして,香川県の県庁所在地である高松は瀬戸内海に面した城下町です.かつては本州と四国を結ぶ宇高連絡船の入港地であり,現在も岡山から瀬戸大橋線の列車が次々とやってくる交通の要衝でもあります.

Takamatsu1 (写真1) 月見櫓

 そんな高松が城下町として発展し始めたのは秀吉の時代からです.秀吉による四国征伐後の天正十五年(1587年)に生駒親正が讃岐一国を与えられてこの地に入ったことから始まります.翌天正十六年から築城が始まり天正十八年に完成しました.

Takamatsu6 (写真2) 艮櫓

 生駒氏は関ヶ原の戦いで東軍についたことから戦後所領を安堵されましたが,寛永十六年(1639年)にお家騒動から改易となり,以後讃岐は分割され,西側には丸亀藩が立藩され高松藩には水戸黄門こと水戸光圀の兄,松平頼重が入りました.以後江戸時代を通じて松平氏による支配が続き幕末に至ります.

Takamatsu2 (写真3) 天守と二の丸を結ぶ鞘橋

 明治維新後廃城となり,天守を含む建物も破却されてしまいましたが,第二次大戦後になって現存していた櫓などが国の重要文化財に指定されると,以後は公園として整備され,現在に至っています.

Takamatsu4 (写真4) 海水を引き込んだ堀

 瀬戸内海に面した高松城は水城として知られており,特に外堀,中堀,内堀の水は瀬戸内海の海水を引き込んで利用しています.内堀に浮かぶ天守台には三重五層の天守が江戸時代を通じて建っていました.明治後破却されてしまいましたが,写真などの資料も残っていることから市では復元を目指しているようです.その他遺構として艮櫓月見櫓渡櫓水手御門が重要文化財指定されています.

 尚,高松城というと岡山県にある備中高松城も歴史的に有名で,これと区別するために讃岐高松城と呼ぶこともあります.

Takamatsu5 玉藻公園の地図

高松城へのアクセス: JR高松駅から徒歩5分程度で西入口です.

 スタンプの設置場所 玉藻公園東西2か所の入り口にあります

 登城のハード指数(★☆☆ ハードではありません) 普通の公園です

77takamatsujo 登城日2009年1月9日

 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年7月 7日 (火)

七夕

 本日7月7日は七夕です.

 それは間違いないんですが,私のような東北出身の人間にとってはどうしても七夕は旧暦のイメージがあります.

 有名な仙台の七夕まつりに代表されるように,東北地方では旧暦である8月に七夕まつりを行うところが多いんです.

 考えてみれば,新暦の7月7日はちょうど梅雨時にあたり,なかなか綺麗な星空は拝めません.年に一度の織姫と彦星のランデブーが毎年曇り空では可哀想です(今年も今現在曇っています).

 その点旧暦なら,梅雨も明けちょうど夏真っ盛りの季節,夜空には満天の星空が見られます.本来の七夕のイメージを感じるためにも,旧暦の方がいいんじゃないかと思うのでした.

 ちなみに仙台七夕まつりは毎年8月6日~8日の日程で,5日には前夜祭として花火大会が行われます.私が学生のころには,この8月5日に帰省せず,仙台に残っているサークルのメンバーが集まって在仙コンパbottleと称して花火を見ながらの宴会をやっていました.

Tanabata_2  (写真) 仙台の七夕まつり

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2009年7月 6日 (月)

雨が降っています

 梅雨時だと言ってしまえばそれまでなんですが,今日は朝から雨が降っています.

特に10時ごろには結構激しい雨に…

 その後少し小ぶりになって,午後1時半現在なんとなく明るくなってきました.

 今日は夕方からお出かけなので,少なくとも雨だけは降らないでほしいなぁと感じたのでした.

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2009年7月 4日 (土)

ダノン BODYism 当選!

いろんな意味で試練だった一週間が無事に終わりました(はぁ~).そんなわけで,来週以降の楽しいことを想像したりしているんですが,そんな私のもとに小さな小包が…

 特に注文した覚えもないなぁ,と怪しみつつも開けてみると,

 当選! の文字が

Bodyism_003

 実はココログが主催しているもので,特定の商品のモニターになって,商品の感想なんかをブログに書くというイベントがあります.以前,何気に応募していたものに当選したということのようです.

 昔から懸賞などの当選には無縁だった私,どうせ当たりっこないと応募した事実すら忘れていました.

 さて,今回モニターとなる商品は DANONE BODYism という飲料水です.

Bodyism_001

うたい文句はズバリ カルシウム! 日本人はカルシウムの摂取量が少なめという事実は知られていますが,それを意識した商品のようです.これ1本に1日に必要なカルシウムの半分が含まれている(500mLあたり350mg)そうですから,毎日2本飲めばカルシウムは十分という計算です.

Bodyism_007

 成分表を見ると,カルシウムの他は糖・脂質などのカロリーはなし、さらにナトリウムもなしです.その代わり味を調えることを目的としてか,クエン酸や若干の人工甘味料が配合されています.

Bodyism_008

 さっそく飲んでみたんですが,カルシウムの仄かな苦みにクエン酸の酸味,甘味料の甘みがブレンドされてなかなかいい味ではと思いました.ただいわゆるスポーツドリンクとは違うので,清涼飲料水として飲むにはどうかとも思いました.イメージとしてはvolvicのレモンをさらに薄くした感じでしょうか.

Bodyism_006

 朝食のお供や風呂上がりに飲むにはいい商品ではと感じました.ただ,ナトリウムが入っていないので脱水症の際の水分補給には向きません.骨が弱い人や,最近怒りっぽくなった人にはいいかもしれませんね.

 ところで,世にミネラルウォーターと呼ばれるものがありますが,欧米系と国産ものの大きな違いが,実はこのカルシウムです.日本の水は軟水といわれるカルシウムなどが少ない水なのに対して,向こうの水はカルシウムなどミネラルが多い硬水が多いからです.日本人のカルシウム摂取量の少なさの原因の一つにこの水の違いがあるんじゃないかとも感じるんですが,一方で硬水は人によってはお腹に来る場合もあります.今回のBODYismを飲んでお腹を壊すなんてことはないんだろうか,と素朴な疑問も抱いたのでした.

コネタマ参加中: 『DANONE BODY-ism Calcium Works』モニターキャンペーンスタート

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2009年7月 2日 (木)

うっそー

 昨夜夜行バス(らくちん号 全然楽ちんではありません)で盛岡からとんぼ返りしてきた私,今日は朝から外来でてんてこ舞いでした.

 しかし,夕方からは休む暇もなく所用で都内へ.用事がすんで22時過ぎの東海道線で帰宅しようとしたんですが… なんと大船駅で人身事故発生とのことで電車が止まってしまい,23時50分現在まだ帰宅できてません(泣).

 はたして今日中に帰りつけるのか?

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2009年7月 1日 (水)

盛岡に来ています

 今盛岡に来ています.

 とはいっても,もちろん観光ではありません.職場の偉い人が盛岡の某所で講義や診察をするため,そのカバン持ち的役割で同行するためです.うちの偉い人は,その筋では有名な人なんですが(自分もひのパレでならちょっとは有名か? 笑),時々こうしてあちこちに出張しているんです.

 今朝は朝の会議を手早く済ませてから駅へ.そのまま東海道新幹線と東北新幹線を乗り継いで,盛岡に着いたのは12時半ごろでした.あまり北東北に来たことがない偉い人は「ずいぶん速いんだね」と感心していました.

 そのままタクシーで某所に到着,そのまま某教授室に直行です.教授秘書の女性のお出迎えを受け,お茶を飲んで待っていると教授がやって来ました.教授とウチの偉い人がいろいろをお話をしているのを聞きながら畏まって弁当を食べる私でした.

 その後は会議室へ,ここでたくさんのドクターを前にしての偉い人の講義があり,そのあとは病棟での診察やら何やら緊張する行事が続き,やっと解放されたところです.

200907011742000

 写真好きな我が偉い人は街の風景を撮るといって市内に繰り出し,私は久しぶりに自分の研究室で寛いだのでした.

 今夜はこれから宴会,偉い人はもちろん宿泊ですが,明日朝から外来がある私は夜11時の夜行バスで帰ります(泣).

(写真) 緊張する行事から解放され,研究室で寛ぐ私

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年6月30日 (火)

ドーナツと深町新作

 本日ココログに不具合が発生したらしく,お昼ごろから夜にかけて,コメントや投稿ができない状態になっていました.今は復活した(のかな?)

 さて,もうすでに他の方のブログに出てますが,6月28日大雨の中,某多摩地区の南京料理屋さんで,謎の集会が行われました.

 …というのは,正確ではないな.

 当初は誰もそんな集会が行われるとは,夢想だにしなかったでしょうから.

 まさに偶然の積み重ねがそうさせたというのが正直なところでしょう.

 実はこの日,5月のひのパレに長州の間者として一番隊に潜入していた私,深町新作は今後の尊王攘夷運動について相談すべく,東府中の某倒幕屋敷に桂小五郎先生を訪ねる予定でした.

 軽くラーメンでも食べながら無駄話をして帰るつもりでした.

 しか~し,なんたる偶然,まさに同じ日同じ時間に,今年のひのパレ幹部連が高幡不動に集結しているとの極秘情報が… すぐに桂先生から「深町君,新選組を一網打尽にするチャンスだよ」と指令が飛び,急きょ高幡へ.

 大雨が降る中,本当に新選組がいるのか不安になってきましたが,ちょうど売店横の避難小屋に見覚えある面々が… なんと! 局長,参謀,一番組長,三番組長,八番組長という凄いメンバー(御陵衛士が3人もいる! 笑),特に沖田先生にはいまだに私が間者とは見破られていない感じでありました.

 本日幹部連は高幡の新撰組アイスを食べに来たとのこと.私も桂先生に勧められるまま,バニラ風味の沖田アイスを食しました.

 その後はケーキ屋さんに流れて,しばしのコーヒーブレイク.ここでは参謀の伊東先生が大の三国志愛好家であることが分かり,三国志談議に花を咲かせてしまいました(伊東先生! やっぱり官渡の戦いはいいっすよね).

 そしてそのまま一同東府中の長州藩邸に,一気に宴会に突入です.途中からひのパレのアイドルそうさんも合流して不思議な宴会は夜10時過ぎまで続きました.全体としてはキモい会の三人衆のパワーに圧倒されまくりでした(笑).

 こういう展開を予想していなかった私はカメラを持っていなかったため,写真が1枚もありません.というわけで,この日のキモい雰囲気はキモい会御三方のブログでどうぞ(笑).

 桂先生(ひねもすのたりまったりかな

 そうさん(HAVE A NICE DAY !

 斎藤先生(千住の風にふかれて!

| | コメント (10) | トラックバック (0)

2009年6月29日 (月)

勝負の週?

 さて,梅雨とはいうものの,イマイチ雨が少ない気がする今年.いよいよ今週半ばから7月に突入する.

 今週は結構予定がタイトになっている.今夜は当直で明日30日は出張,さらにあさって(7月1日)はまたまた盛岡に出張である(今年何回目だろう?).

 実はウチの職場のエラい人が盛岡で講演のようなことをするので,そのカバン持ち的存在として同行するのである.その夜はおそらく祝宴,そしてエライ人は宿泊するのだが,私は翌2日が外来なので宿泊はせずにそのまま夜行バスでとんぼ返りとなる.東京-盛岡のらくちん号には,ノクターン号とちがってスーパーシートがないので,ちょっとキツイなぁと思うのだった.

 その後3日,4日は所属している合唱団のゲネプロ・本番と続いて週末に至るのである.結構ハードだが,ここを乗り越えれば,その後にはきっと楽しいことが待っているに違いないと期待しているのであった.

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年6月27日 (土)

総司忌

 今日は総司忌でした.

 新選組一番組長沖田総司は慶応四年5月30日に江戸の千駄ヶ谷で亡くなったといわれています.その墓所は港区の専称寺にありますが,新選組愛好家の方ならご存知のように現在総司のお墓は非公開になっています.ただ,例外として年に一度の総司忌の時のみ公開されており,今年は今日がその日なのでした.

 当直明けの眠い目をこすりながら東京へ.地下鉄日比谷線六本木駅から徒歩10分ほどで専称寺に到着です.すでに大勢の参拝客で賑わっていましたが,大半が女性でした.やっぱり沖田総司は女性に人気がありますね.

 まずは焼香をしてその後墓所へ.一人ずつ順番に手を合わせます.総司のお墓は赤い屋根がかかった小さなものでした.わずか27年の短い生涯だった天才剣士沖田総司,その無念はいかほどであったでしょうか.師匠の近藤勇の死を知らずに死んだのがせめてもの救いだったのかもしれません.

 午後からは國學院大學院友会館に会場を移して伊東成郎氏による講演です.新選組に関する新しい知見を交えたとても楽しい講演でした.

 その後はお楽しみ抽選会というわけで,あらかじめ配られた番号に従っての抽選会が行われました.ちなみに私が当たったのが…

20090628005250  これです.大河ドラマ「新選組!」の時代考証をされた山村竜也さん原作の漫画だそうです(笑).

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2009年6月26日 (金)

日本100名城スタンプラリー54

日本100名城 徳島城(76番)

 日本100名城,2つ目は徳島城です.

Tokushima3 (写真1) 城の東側の堀

 阿波の国の城下町徳島は四国三郎の名で知られる吉野川の河口の三角州に広がる街です.この地に城が築かれたのは安土桃山時代のことで,豊臣秀吉と縁の深い蜂須賀小六の息子蜂須賀家政によります。

Tokushima4 (写真2) 再建された鷲の門

 1600年の関ヶ原の戦いに際しての家政の苦悩は有名です.家政は心情的には東軍派でしたが,父小六が秀吉と古くからの付き合いだったこともあり,表だって東軍支持を表明できませんでした.このため,自分の所領を秀頼に返上して,自らは引退して中立を保つ一方で,息子の至鎮の妻が家康の養女であることを理由に彼を東軍に送り込み,結果的に所領を守ったのです.結局徳島城は江戸時代を通じて蜂須賀家の支配する徳島藩の居城となりました.

Tokushima2 (写真3) 御殿跡にある庭園

 徳島城は城山と呼ばれる標高60メートルの小山を中心に築かれた平山城です.北は助任川,南は寺島川を天然の堀としていました.城山部分に本丸,二の丸,三の丸が,平地部分に御殿と,西の丸と呼ばれる部分がありました.城山自体が東西に細長い形をしているため,二の丸は東西に分かれていたそうです.

Tokushima6 (写真4) 石垣です

 この城の特徴としてあげられるのが,天守が本丸ではなく東二の丸に建っていたという点です.なぜそうしたのかは諸説があるようです(防御上の理由や,景観など).

Tokushima5 (写真5) 天守跡です.天守台はなく,東二の丸に直接建っていたようです.

 明治維新後廃城となり鷲之門を除く建造物がことごとく破壊され,鷲の門も第二次大戦末期の空襲で焼けてしまいました.

 現在徳島城址は徳島中央公園として整備され,市民の憩いの場となっています.前述のように当時の建物は残っていませんが,戦争で焼けた鷲の門が再建され,当時の面影を忍ばせています.

Tokushima1

徳島城へのアクセス: JR徳島駅から徒歩10分程度(距離的には駅のすぐ北ですが,徳島駅の出口が南側にしかないため,迂回する必要がある).

 スタンプの設置場所 徳島場内にある博物館にあります

 登城のハード指数(★★☆ ややハードです) 城山があるので,歩くとそれなりに疲れます.

76tokushimajo 登城日 2009年1月9日

 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年6月25日 (木)

蝉しぐれ

 最近時々静岡方面に出張に行くことが多い私.そんな東海道線各駅停車のお供は本です(東海道線の列車の端に付いているボックスシートを愛用).

 今週から読み始めたのが,表題の蝉しぐれ,説明するまでもなく藤沢周平氏の代表作です.映画化やNHKでのドラマ化もされており,一般にもよく知られた作品と思われます.

20090625190951

 牧文四郎という下級藩士の少年と隣家の少女ふくとの仄かな恋を背景に,藩主の家督をめぐる争いから,牧家を襲う災難,それに屈することなく成長していく文四郎の姿が描かれていく作品です.

 舞台となる海坂藩は架空の藩ですが,そのモデルは藤沢周平自身の出身地である鶴岡を城下町とする庄内藩と言われています.鶴岡市の郊外には,映画「蝉しぐれ」のロケ地が保存されており,映画の様々なシーンが思い出せるようになっています.

 この小説,もちろんはじめて読むわけではなく,何度目かなわけですが,藤沢周平さんの流麗な文章(小川のせせらぎが聞こえてきそうな文章とでも表現すればいいんでしょうか)が好きで,時々無性に読みたくなるのです.はたして何回の出張で読了できるか頑張ってみたいと思います.

 庄内藩といえば,幕末の志士清河八郎の出身地でもありますが,この清河の生涯を扱った作品が回天の門で,残念ながらこちらは未読です.

Kiyokawa

 

 

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2009年6月23日 (火)

あじさい電車2009

 昨夜職場のレクレーション企画で箱根登山電車名物のあじさい電車に乗ってきました.

 登山電車の箱根湯本-強羅間は,沿線にたくさんのあじさいが植えられていることで知られています.これらのあじさいは6月中旬ごろから咲き始めるので,毎年6月下旬から7月上旬にかけてあじさい鑑賞を目的としたあじさい電車が運行されています.

200906221927001 (写真1) 宮ノ下駅に停車中のあじさい号

 とはいえ別に特別な電車が運行されるわけではなく,車両的には普通の登山電車です.ただ,あじさい鑑賞のために車内の照明を暗くし,あじさいのビュースポットでは速度を落としたり時には停車したりして鑑賞するのです.

 今回は40人近くの団体ということで,車両1両貸切でした.さっそく配られたビールを飲みながらの鑑賞です.小雨がパラつくあいにくの天気でしたが,逆にあじさいに滴が光ってとても幻想的な雰囲気を醸し出していました.

200906221908000 (写真2) ライトアップされたあじさい

 ただ登山電車は箱根湯本から強羅まで標高差が450メートルもあり,昨夜の段階では湯本付近はあじさいが綺麗に咲いていましたが,宮ノ下より上強羅付近は,まだまだこれからのようでした(2週間後に来ればちょうどいい感じでしょうか).

 強羅到着後は近くの宴会場で宴会,そして10時過ぎに帰宅となりました.

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年6月21日 (日)

図説・幕末志士199

 幕末好きの友人に紹介された本です.

20090621220918  あの歴史群像シリーズから出ている一冊です.

 幕末を彩る人物199人(と思う,数えたわけではありません)を一冊で紹介したガイドブックです.全編205ページで199人ですからほぼ一人1ページというわけです.

 分量的には決して多いわけではありませんが,199人ですから結構マイナーな人物も取り扱っており,なにより全編カラーというのが魅力です.人物に関して写真や肖像画が残っている場合は優先的に掲載するなど人物を視覚的に捕らえるには最適の本じゃないかと思いました.

 一般に幕末・維新の人物というと,いわゆる西南雄藩の人物が多くを占めるのですが,この本は人物を出身地別に北から紹介しているため,結果的に会津・庄内・長岡といった佐幕派の人物が本の最初に来る形となり,絶妙にバランスをとっているのが好感が持てました.テレビなどのそばに百科事典的に置いておくのに適した本と思われました.

 同様の本としては,新紀元社からでている幕末維新人物辞典というのもあります.

20090621221119  これは全230ページに350人の人物を紹介したものです.当然内容的には前述の幕末志士199よりさらに薄くなっていますが,一方でさらにマイナーな人物も取り扱っているため,薄く広く幕末を理解するのに適しています.

 またこの本は人物をチャート形式で評価しており,なんだか三国志ゲームの攻略本みたいで楽しいのでした.

20090621221257 (注) 人物の能力がチャートで表現されています.

 その一方で幕末維新期の人物を深く紹介しているのが三笠書房の人物日本歴史館幕末・維新編(前後巻)です.

 前後編あわせて1000ページの本ですが,紹介する人物を約50人に絞ることによって,一人ひとりの生き様が詳しく判る内容になっています(一人当たり実に20ページ近くを割くことになる).

20090621221408 20090621221510

 今回紹介された歴史群像シリーズは,ちょうど後の二つの間に位置するイメージの本であると思います.

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2009年6月20日 (土)

秘書大募集?

 普段仕事をしていると,会議やら人との約束やら出張やら様々な場面に遭遇します.

 出入り業者の人なんかにアポイントを求められて適当に日時を指定していたら,実は会議とぶつかっていたなんてことも結構ありますcrying

 最近では携帯電話のスケジュール管理機能を使って,約束の日時や内容などを極力書き込むようにしているんですが,結構面倒くさいものがあります(ものぐさなので… 自分にとって嬉しい用事heart04なら全く苦になりませんがhappy01).その他出張用の切符を買う,ホテルを予約する,書類を作成する(特に手書きのもの,字を書くのがすごいストレスなので),研究分野の準備・データ整理などでも用事は多々あります.

 そんな時に欲しくなるのが秘書ですね.スケジュール管理はもちろん,書類作成,データ整理など何でもやってくれる人がいたらずいぶん助かります(ブログの更新も秘書任せになったりして… 本末転倒じゃ).

 とはいえ,大学の教授や研究所の所長にでもならないと,公設秘書を付けてもらうことなんてできそうにありません.とすれば私設秘書? う~ん,秘書を一人雇うとなると一体いくらかかるんだろう? 人物や業務にもよるんでしょうが,想像も付きません.自分に出せる金額なんだろうか.

 なんてことを考えながら,書類と取り組んでいたりするのでした.

| | コメント (6) | トラックバック (0)

«アロイジア(BlogPet)