2024年6月 3日 (月)

冬の到来

 気がつけば6月です。日本など北半球では夏至の最も日が長い時期でこれから夏を迎えるわけですが、こちら南半球は真逆で一年で一番日が短い冬至の季節になります(北半球だと12月のイメージ)。ナミビアのウィントフックは緯度は南回帰線よりも北にありますが、標高が1600メートルと上高地や尾瀬沼レベルの高地にあるのと大西洋岸を強い寒流が流れている影響とで非常に冷涼な気候です。「アフリカ=暑い」というステレオタイプを抱いていると大変なことになります。

 で、そんな当地ですが2週間前あたりから徐々に気温が下がってきていることを自覚、冬が近いなというわけで新たに毛布を購入したりと準備していたんですが、ここ数日一気に低下、今朝とうとう最低気温がマイナスになったようです。

Img_0026_20240605141501  こちらの住居は日本に比べて天井が高く、暖房の利きがイマイチです。非常に寒い朝でした。

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2024年5月30日 (木)

当地のミネラルウォーター

 日本は水道水が問題なく飲める国ですが、これは世界的にみると珍しい部類に入ります。海外での水道水は日本のように飲用で問題がない国は少数派で、多くの国では加熱調理や歯磨きでは問題ないレベルのや、歯磨きすら憚られるレベルだったりします。そうした中ナミビアは一応飲用も可能な国とされています。

 ただこの国の水は非常に金属成分(アルカリ土類金属はもちろん、鉄なども)が多いため、日本人が飲用するとお腹を壊す可能性があるとされています。これは日本の水が水道水も含めてミネラルが少ない軟水であり、日本人の胃腸がミネラルの多い硬水に慣れていないためとされています。

 水の硬度は含まれるミネラル、特にカルシウムイオンとマグネシウムイオンの量で決まりますが、これは市販されているボトル入りの飲用水(いわゆるミネラルウォーター)も例外ではありません。例えば1990年代に日本で有名になったフランス産のミネラルウォーター evian の成分を見ると

 カルシウムイオン 80mg/L、マグネシウムイオン 26mg/L で硬度は約300です。

 一方国産ミネラルウォーター大手のサントリー天然水(採水地によって成分が異なるので今回は山梨県北杜市のもの(以前南アルプス天然水として売られていたもの)は

 カルシウムイオン 9.7mg/L、マグネシウムイオン 1.5mg/L で硬度は30です。

 比較すると一目瞭然ですが、evianとサントリー天然水では硬度が10倍も違うわけです(注 硬度=カルシウムイオン×2.5 + マグネシウムイオン×4.1 で計算できます)。この場合サントリーは軟水でevianは硬水です。

 軟水か硬水かは地域性が非常に大きいものがあります。ヨーロッパは石灰岩質が多く、地形も平坦で水が長期にわたって滞留するため地質からミネラルが溶け込み硬水になるのに対して、日本は一般に雨量が多くて河川の流れも速く、水が滞留する時間が短いためミネラルが溶け込む時間が無く軟水になるといわれます。ただ日本でも岩手県岩泉町で採水される龍泉洞の水は、地質が石灰岩質で比較的水が滞留するため、硬度約100と例外的に硬水です。

Img_2700 Img_2697 Img_2705 Img_2699(写真)ナミビアで売られているミネラルウォーター(一部)

 さて翻ってナミビアですが、当地もスーパーなどに行くとたくさんのボトル入り飲用水を売っています。はたしてどんな成分なのか、興味があったので調べてみました。水道水の様子から見て硬水が多いんだろうなと予想していましたが、実は商品毎の差が激しいことがわかりました。例えば当地のスーパー大手であるCheckersでよく見かける飲用水 OASIS の成分は

 カルシウムイオン 133mg/L、マグネシウムイオン 22mg/L で硬度423とevianの1.5倍近くもあります。

一方で別なスーパー系列であるSPARで売られている自社ブランド、SPAR Still spring water

 カルシウムイオン 0.4mg/L、マグネシウムイオン 0.2mg/L でその硬度はわずか2!、サントリー天然水の10分の1以下という超軟水です。どうしてこんなに違うのかと思ったのですが、その秘密は採水地にあるようです。OASISの採水地はナミビア北部のOMARURUという土地、ナミビア北部は元々雨が(ナミビアにしては)多い地域なので、その地下からくみ上げた水は硬度が高いようです。一方SPARの水の採水地は南アフリカのCeres Valleyという場所でした。Ceresの地層等は詳しくわからないのですが、やはり地質的な点から軟水になるのではと想像されます(降水量自体はそんなに多くないようですが)。

 水からそんなことを考えてしまいました。

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2024年5月26日 (日)

ナミビアのカレー

Img_2669  この週末も恒例の外食に繰り出しました(最近このネタばっかりだな 笑)。

 この日行ったのは市内の高台にあるCape Town Fish Marketという海鮮レストランです(その名から想像できるように南アのケープタウンにも同系列の店がある)。ここは海鮮一般が美味しいほか、お寿司のメニューもあったりするのですが、意外に美味しいのがカレーです。このお店のカレーは日本のカレーに近く、ライスと併せると非常に旨いのです。この日はチキンカレーの辛口に挑戦しました(たしかに辛いですが、日本のジャワカレーレベルの辛さ)。

Img_2671 Img_2670(左)チキンカレー、(右)フィッシュアンドチップス

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2024年5月19日 (日)

チャリティー・バザー

440323120_857734719720901_80003944935738  この土曜日、当地では在留外国人の団体主催によるチャリティー・バザーが開催されていたので行ってきました。

 場所は当地の学校キャンパスでこの日の収入は当地の大学に寄付されるのだそう。会場では各国のフードやグッズなどが販売されていました。フランスのセッションでは美味しそうなフランス産ワインもふるまわれていましたが、この日は車で出かけたため泣く泣く諦めました(そうとわかっていたらタクシーで来るんだった 笑)。

Img_2674 Img_2675  1枚100ナミビアドル(日本円にして800円相当)の抽選券の販売されていて、一等商品はビクトリアフォールズまでの航空券チケットでした(買いましたがもちろん当たりませんでした)。

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2024年5月15日 (水)

The Stellenbosch Wine Bar and Bistro

 アップし忘れたのですが、先週の土曜日も外食に出かけていました。

Img_2694  この日行ったのはThe Stellenbosch Wine Bar and Bistroというステーキ屋さん、Stellenboschの名前から想像されるように南アフリカ産のワインがたくさんそろっていて、昨年夏に当地に赴任して以来何度も訪れているお店です。市内の高級ホテルのそばという立地条件もあって、特に欧米系の観光客をよく見かけるところでもあります。日本人でナミビアにやってくる観光客は団体客か若い個人客が多いため、ここを利用する人はほとんどいません(団体客はそもそもウィントフックにはほとんど寄らないし、若い個人客には懐的にちょっとキツイ)。

Img_2692 Img_2693  この日は前菜に海老天とイカフライ、メインはもちろんステーキです。ちなみに当地のステーキは日本の感覚よりも一段階焼きが甘いので、ミディアムを頼むとミディアムレアが、ミディアムレアを頼むとレアが出てきます(日本のミディアムを食べたい人はミディアムウェルダンを頼むといいかも)。

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2024年5月12日 (日)

母の日

 5月の第2日曜日、一部世界ではひの新選組まつりパレードの日ですが(笑)、世間一般の認識は母の日です。当然当地にもその風習があるのですが、昨日近所のスーパーに行ったら母の日コーナーが設置されていました。

Img_2668  ピンクの花がたくさん飾られたとても華やかなコーナーでした。

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2024年5月 9日 (木)

リューデリッツ旅行④

 明けて5月4日、リューデリッツを去る日になりました。休みは明日いっぱいまであるんですが、なにせリューデリッツは遠く、ウィントフックまで800キロ以上あります。安全にたどり着きたいというわけで、復路も2日かけて戻ることにしているからです。

 そんなわけで出発はゆっくり、まずはホテルで朝食です。昨日はパスした卵料理もしっかりといただきました(この日どこからの集団が泊っていて、朝礼なのか何なのかをやっていて賑やかだった 笑)。

 朝食後荷物の片づけをしてホテルをチェックアウト、来たときと同じB4号線を東に進みます。1時間ちょっとで3日前に宿泊したアウスの町に到着、ここでガソリンの給与と休憩をします。ナミビアはもともと人口密度が極端に小さい国ですが、その中でも南部地域はさらに小さく、町と町の間200kmくらい砂漠で何もないところも多いので、給油できる時に給油するのが鉄則だからです。しばしの休憩後B4号を再び東進、2時間ほどでケートマンスフープに到着です。ここは初日にも給油&休憩をしたところですが、ナミビア南部では比較的大きな町です(ガソリンスタンドが複数あるほか大型スーパーもある)。時間的にもちょうどいいのでここで昼食を摂ることにしました。Googleマップでカフェを探していたら目の前にケンタッキー・フライドチキン(KFC)を発見、入ることにします(マックやスタバといったアメリカ系ショップがほとんどないナミビアですがケンタッキーだけはやたらあるのは、あの味がナミビア人の琴線に触れるからかなどと思っているのでした)。店に入ろうとしたら子供が「自分が車を見張っていてあげる」みたいなことを言ってきます。もちろんチップ目当てですが、「まあいいか」と同意しました(結局店内から自分の車が見える場所に座ったので自分自身で見張れるポジションでしたが、件の子供がちゃんと見張っているかを見張れることになりました(笑)。

Img_2613(写真1)B4号線

 食事後はちゃんと見張っていた子供にチップを渡して出発、ここからはB1号線を北上します。ケートマンスフープから先もほとんど無人地帯を走ります。交通量は少なく、たまにすれ違う車の多くは大型トラック、鉄道輸送がほとんどないこの国の流通を支えているのはこうした大型トラックということになります(そのためガソリンなどは首都と地方での価格差が大きい)。そんな道路を2時間ちょい走り、これまた初日に立ち寄ったマリエンタールの少し手前を左折して20分ほど西進したところがこの日の宿泊先のアフリカ・サファリロッジです。そのまんまな名前が素晴らしいロッジです。駐車場に車を置き、チェックインをいてまず部屋へ。ロッジというだけあってコテージタイプの部屋が並んでいるのですが、なんと冷房付き! 初日のアウスやリューデリッツのホテルはエアコンなしだったので、こんな町はずれにエアコンがあるだけでもすごいなと思ったのでした。このロッジ、ホームページではゲームドライブがあるということが書かれ、駐車場にもそれらしい車が停まっていたため申し込もうとしたら「今日明日はやってない」とのこと。もしかしたらこの日は客が少ないので催行されないパターンかと思いました(実際この日は宿泊客が少なかった)。ただ、部屋からでも動物はたくさん見られるとのことで期待して部屋に戻りました。

Img_2667 Img_2663P1010170 P1010151 (左上写真2)プールもありますが水が冷たい💦、(右上同3)動物がいます、(左下同4)サイです、(右下同5)こちらはレイヨウの仲間

 その後バーでビールを飲んで寛いでいたら、なんと近くにサイが複数出現したではないですか! サイといえば2月に北部のウォーターバーグで観察しましたが、まさかロッジの中でみられる場所があるとはと感動したのでした(その他にもいろんな動物が見られた)。周辺は砂漠とサバンナが広がるロケーション、ほかに食事する場所もないので必然的に食事はロッジになります。この日の夕食は決められたコース料理でした(前菜がでメインがチキン)。料理のお供はもちろんワインですがこの日はスパークリングワインにしました(夕食中もサイが比較的近いところまで迫ってきた 笑)。食事後は動物を観察したり星空を眺めたりしながらゆったりとしたアフリカの時間を過ごしました。

Img_2634 Img_2639 Img_2640 Img_2645 Img_2628 Img_2653(左上写真6)レストランそばにもサイが、(右上同7)夕食のワイン、(左中同8)前菜、(右中同9)メインのチキン、(左下同10)夕陽、(右下同11)夜にはウサギが

 そして翌日はチェックアウト時間までゆっくりして、そのままウィントフックに戻ったのでした。

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2024年5月 8日 (水)

リューデリッツ旅行③

 リューデリッツの夜が明けて5月3日になりました。日本は憲法記念日の祝日ですがナミビアは普通の金曜日です(笑)。この日は午前中クルーズ船でペンギンの観察、その後は今回の旅行最大の目的であるエビ祭りを堪能するという日程です。

 クルーズ船の集合時間が午前7時45分と早いため、この日は朝食開始時刻とともに会場に入りました(ほぼ一番乗り)。このホテルの朝食はパンとハム、チーズ、コーヒーといったシンプルなものです(一応卵料理もあるのだがこの日は時間がないので省略)結局7時半ごろにホテルを出て桟橋に向かいます(ホテルから桟橋まで5分程度)、着いたらほかのお客さんはまだ来ておらずここでも一番乗りのようでした。

Img_2490 Img_2492(左写真1)クルーズ船、(右同2)出航です

 我々の姿を見つけた係員がやってきて受付を済ませます。料金を支払おうとしたら「それは後でいい」とのことでした。その後三々五々参加者がやてきて、結局この日の乗客は十数人でした(アジア系は我々のほかに中華系の人が数人いた)。定刻の8時に船は出航、一路ペンギンの島を目指します。昨日の記事でも挙げたようにリューデリッツは風が強く、特に海上は気候が厳しいので係員の案内で船内席に座っていたのですが、我々の日頃の行いがいいのかこの日はほとんど風がなく、明らかに船外席の方が快適そうに見えます。というわけで我々も船外席に移動しました。

P1010118 P1010091(左写真3)海鳥のコロニー、(右同4)ケープペンギンがいます

 桟橋を出た船は昨日見たシャークアイランドの岬を回り込むように西に進んでいきます。そのまま進んでいき、しばらくすると小さな島付近に停船します。どうやらここが目指す島のよう。見ると内陸の方にペンギンが寄り添うように集まっています。その数はどっちかというと少な目、話によると近年ペンギンが減少傾向にあるのだとか、もしかしたらこれも地球温暖化の影響なのかもしれません。船はその後周辺を散策、海鳥やイルカなども観察しながら元の桟橋に戻りました。

 下船後はいよいよCrayfish Festival(エビ祭り🦐)の会場へ。先ほどの桟橋そばのいわゆるウォーターフロント地区が会場です。ここにはたくさんの露店(?)が出店しかなりの賑わいを見せていました。ウォーターフロント地区に数十件の露店が立ち並んでいますが、だいたい前半部分がエビを中心に海鮮のお店で、後半が食品以外の雑貨店という感じです。またビールなどのアルコールを提供する店もありそこも大賑わいでした。

Img_2562Img_2571(左写真5)エビ祭り会場、(右同6)セレモニーが行われています

 我々も露店を眺めながら、よさげなお店でエビを焼いてもらって食べ歩きました(もちろんビールなどのアルコールもいただき昼間から出来上がっていたのは言うまでもありません)。ここのエビはさすがにロブスターというわけではありませんが、それなりのエビが1尾20~30ナミビアドル(日本円にして200円前後)で食べられるのでした。結局この日はペンギンクルーズの後は夕方までエビ祭り会場でうだうだしていました(笑)。途中政府の偉い人がやってきての公式ランチ(?)もあったようで厳重な警備も行われていました(これだけ警察が集まっていればこの日の当地の治安は問題ないのではと感じました)。

Img_2565 Img_2578 Img_5007 Img_2579(左上写真7)注文後エビを焼いてもらいます、(右上同8)焼きあがりました、(左下同9)エビを頂きます、(右下同10)嬉しそう

 夕方近くにいったんホテルに退却、一休みに続いてはこの町を代表する教会を見学に行きます。その名もFelsenkirche日本語に訳せば岩の教会となります(一般には岸壁教会という名前で呼ばれる)。

Img_2588(写真11)岩の教会

 町の高台に位置するドイツ風の教会です。外観だけなら一日中見られるのですが、内部が見学できるのは毎日夕方5時から6時の間だけ、というわけでこの時間にやってきました。行くとちょうどオープンしたところ、数人の参拝客が来ていました。この教会外観も素晴らしいのですが、内部のステンドグラスの美しさも中々です。またこの地からドイツ兵として出征して亡くなった方々についての記録も記されていました。

Img_2600 Img_2591(左写真12)教会内部、(右同13)美しいステンドグラス

 教会の見学の後は夕食の時間、この日はエビ祭り会場そばにあるレストラン"EssenZeit"(日本語に訳せば飯時か)で生牡蠣とステーキをいただきました(昨日今日で海鮮は散々いただいたので締めは肉 笑)。2日間リューデリッツを堪能した我々でした。

Img_2607 Img_2608(左写真14)生牡蠣、(右同15)牛ステーキ

 

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2024年5月 7日 (火)

リューデリッツ旅行②

 明けて5月2日です。アウスのホテルで朝食を済ませた我々はそのままチェックアウトをして一路西を目指します。いよいよリューデリッツ観光が始まるわけです(ここまでで丸一日かかっている 笑)。周囲は相変わらず砂漠が広がっています。この日はまずリューデリッツから東へ10キロほど内陸のコールマンスコップというところを観光します。リューデリッツは19世紀に最初にドイツが進出した拠点ですが、その内陸でなんとダイヤモンドが発見されたのです。そのダイヤ鉱山を中心にできたのがコールマンスコップの集落でした。しかし第一次世界大戦後になるとこの地のダイヤ鉱山は衰退し、集落は見捨てられてゴーストタウンになってしまいます。ただ当時の建物がいまだに残っており、今では砂漠の中のゴーストタウンを見学できる場所として人気の観光スポットになっています。ただ観光できるのは午後1時までなので午前中に来なければならない場所なのでした。

Img_4483 Img_2440(左写真1)途中でダチョウを発見、(右同2)コールマンスコップ

 我々が到着したのは午前10時頃、入り口で料金を払ってそのまま車で構内に入ります。駐車場に車を置いてさっそく見学開始、実は朝9時30分と11時に専用ガイドツアーがあるので1時間待ってツアーに参加することも考えたのですが、じっくり見学したいなと思い結局自力で回ることにしました。

Img_2289 Img_2277(左写真3)集会所のホール、(右同4)ボーリング場

 まずは受付や土産物屋が入っている建物へ、ここはかつて村の集会所だったところで舞台付きのホールやなんと!ボーリング場も併設されていました。今は資料館として村の歴史や当時使用されていた物品の展示などがされています。ちなみにボーリング場はピンが9本のスタイルです(今の10本ピンスタイルは禁酒法時代のアメリカが発祥とされているので時代的にもそうなるんでしょう)。

Img_4707(写真5)ボーリングの張り紙

 集会場から駐車場とは反対側の外に出ると、砂漠の中にゴーストタウンが広がる光景が目に入ります。ここからは各建物を見学、技師の家、鉱山管理者の家等からさらには病院までありました。基本的に自由に出入りできますが自己責任でという注意書きがあります。実際内部はかなり砂に埋まっており、それなりに注意が必要です(とはいえ100年以上前の建物とはいえ比較的良く保存されていると感じる)。結局午後1時まで3時間じっくりと見学できました。

Img_2293 Img_2296 Img_2361 Img_2370Img_2416 Img_2419(左上写真6)建築家の家、(右上同7)内部、(左中同8)当時の病院、(右中同9)内部、(左下同10)製氷施設、(右下同11)内部

Img_2444(写真12)ここからリューデリッツ

 コールマンスコップを後にしていよいよリューデリッツ市内に入ります。ナミビア最古の近代的な街ではありますが、首都機能が内陸のウィントフックに、港湾機能が北のウォルビスベイに移ってしまったことで、今は人口1万人あまりの小さな街です。ただ市内に入ると繁華街には大勢の人がいました。やっぱりエビ祭りでたくさんの観光客が来ているようです。とはいえエビ祭りの見学は後に回してまずは市内西部の北に突き出すシャークアイランドと呼ばれる半島の先端を目指します。ここには展望が美しいビューポイントがあります。大西洋の青い海が広がっていますが、見ただけで冷たそうな感じ、さすが寒流の影響だなと思いました。またここには20世紀初頭にドイツ人によって虐殺されたナミビアの原住民(ヘレロ族、マナ族)を慰霊する碑もあるなどナミビアの負の歴史の一面もうかがえます。

Img_2451 Img_2448(左写真13)シャークアイランド先端の碑、(右同14)岬からの大西洋

 シャーク島を見学した後はちょっと遅い昼食、この日はこの町で一番旨いとされるポルトガル料理店The Portuguese Fisherman Restaurantへ。まだ車移動中のためアルコールは無しでしたが、ここのおすすめメニューの一つである海鮮煮込み(?)をいただきました。

Img_2455 Img_2453(左写真15)ポルトガル料理レストラン、(右同16)海鮮煮込み

 昼食後は再び車で移動、今度は市街地よりも西側にあるリューデリッツ半島の北ディアス・クロスと呼ばれるポイントを目指します。ここにはヨーロッパ人としてはじめて喜望峰に到達したポルトガル人バルトロミュー・ディアスが1488年にこの地に上陸したことを記念する十字架が立てられています(今あるのはレプリカで、本物は本国にあるらしい)。市街地からここへ向かう道路はほぼ砂利道ですが、観光地に向かう道だけあって決して悪路ではありません。途中にはフラミンゴの姿も見られました。

P1010011 P1010040(左写真17)フラミンゴの群れ、(右同18)海鳥

 市街地から30分ほどで目的地の駐車場に到着、ここからは歩いてポイントへ、ですが岬に向かう木道が壊れています。どうしようかと思ったのですが、どうやら磯を歩いてもいけそう(この時間帯は干潮なので)ということで岩場を歩きながら十字架スポットに着きました。ここも絶景です。他の方の旅行記などでリューデリッツはとにかく風が強いという話があったのですが、この日は穏やかで快適に観光ができました。

Img_2465 Img_2468(左写真19)ディアスクロス、(右同20)本当は木道で行くのですが壊れています

Img_2469(写真21)レプリカの十字架

 ディアス・クロス見学の後はフラミンゴや海鳥を観察しながら市街地に戻ります。そしてこの日から連泊のホテルにチェックインしたのでした。

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2024年5月 6日 (月)

リューデリッツ旅行①

 さて、日本ではGWとなる4月末から5月初めですが、実は当地でもこの時期には祝日があります。まず5月1日は日本でもメーデーの名で知られるように労働者の日です。日本では休日にはなっていませんが、ここナミビアでは祝日の休日です。またこちらは移動祝祭日になりますがキリスト教の昇天祭(復活祭から数えて40日目)も休日でちなみに今年2024年は5月9日に当たります。

 今年は5月1日がちょうど週の真ん中にあたる水曜日だったため、隣の月火あるいは木金のどちらかを休みにすれば5連休になるという感じでした。

 で、ナミビア南西部にあるリューデリッツという街で4月28日から5月5日までの一週間、Crayfish Fwstival(日本語に訳すと「エビ祭り🦐」)が行われるという話を耳にしていました。「これは行くしかない!」というわけで、5月2日(木)、3日(金)に有休をとって出かけることにしたのでした。

 リューデリッツはナミビア南西部の大西洋岸にあり、首都ウィントフックから直線距離でも500kmほどあります。車で行く場合は全線舗装道路なら830kmほど、グラベルロードと呼ばれる砂利道経由でも700km近くになりどちらも一日がかりの距離になります。これだけ遠いと航空便もあるのですが、現地での移動手段の問題もあるため、今回は頑張って自家用車で行くことにしました。ちなみにルートは舗装路の方です(砂利道の方が150kmほど短いんですが、当然平均速度が遅くなるのと、パンクのリスクが高くなるため距離は長くとも舗装を選択しました。

 5月1日出発の日です。この日は朝出発してリューデリッツよりも120kmほど手前にあるアウスという町までの行程です。一気にリューデリッツまで行くことも不可能ではないんですが、経過によっては現地着が日没後になる可能性もあるため、安全を期して確実に日没前に到着できるだろうアウスまでとした次第です。朝8時半ごろ自宅を出て国道B1号線をひたすら南下します(ナミビアの国道はAからDまで分類されていて、Aが高規格4車線道路、Bがよく整備された舗装2車線道路、Cが普通の2車線道路(砂利道が多いが舗装区間もある)、Dが砂利道となっている)。約1時間ほどででレホボスという町を通過、そこからさらに南下して1時間半(すなわち家を出てから2時間半)でマリエンタールの町に到着です。ここで最初の休憩ということで町に入ってガソリンスタンドを探しますがこの日は休日のためか休みの店が多いようです。結局探した結果町はずれに開いているスタンドを発見、給油およびトイレ休憩となりました。

 その後さらに南下、周囲は大平原が広がります。マリエンタールから1時間ほど進んだ場所にある駐車スペースで昼食休憩、この日は家から持参したお弁当をいただきました(おにぎりと豚汁)。スペースからの見た周囲の景色はだだっ広い半砂漠半草原が広がる雄大なもの、日本では絶対に見ることのできない景色です。

Img_2255 Img_2261(左写真1)ナミビアの主要道にある休憩所、(右同2)アウスのホテル

 昼食後は再び南下、1時間半ほどでケートマンスフープの町に到着、ここで2回目の給油、トイレ休憩です。ちょうど午後2時くらいで非常に暑かったのでスタンド併設のショップでアイスを購入して食べました。このケートマンスフープからはB1号線と分かれてB4号線に入り西に進みます(このままB1号を南下すると最終的に南アフリカのケープタウンにたどり着く)。この辺に来ると周囲はほぼ砂漠が広がる景色になります。そんな中を1本の舗装道路がひたすら延びていく感じ、こんなところで車が故障したら涙目だなと思いました(実際にはある程度の交通量はあるので助けを呼ぶことは可能)。そしてケートマンスフープから2時間、夕方4時過ぎにこの日の目的地アウスのホテルに到着です。チェックイン手続きをして部屋に入りしばしの休息です。そして夕方6時に夕食のためレストランへ、このあたりは食事をする場所がほとんど無いので、どこのホテルもレストランを併設しています。この日もホテルのレストランでの食事、スターターはエビフライ(実際には半分くらいオニオンリング)、メインはステーキを選択しました。

Img_2265 Img_2267(左写真3)エビフライ、(右同4)ステーキ

Img_2269(写真5)星空

 日が暮れて夜になりました。ふと外の中庭に出てみると、周囲に明かりがないせいか、星がとてもきれいです。天の川やその中の南十字座もバッチリ見えて感動に浸ったのでした。

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