2023年9月13日 (水)

当地のタクシー事情

 今日はこちらのタクシー事情の紹介です.転居してから約2か月,自家用車を手に入れてとりあえず自分であちこち移動できるようにはなったわけですが、それでも週末に外食に繰り出す際には自家用車は使えません.理由はもちろんお酒を飲むからです(我が家の夕食でお酒が絡まないことはありえない 笑).小田原在住時代なら11時ごろまで電車が使えたわけですが、当地にはそのようなものはなく必然的にタクシーを利用することになります。

 当地のタクシーは大きく乗り合いタクシーと貸し切りタクシーに大別されます。乗り合いタクシーは市内のあちこちにあるタクシー乗り場で目的地が同じ人たちが乗り合わせて利用するもので、乗り合いな分料金はかなり安くなります.ただ不特定多数、しかも見知らぬ人と同乗することになるため外国人、特に当地では目立つ存在である東アジア人が利用した場合、時として強盗に襲われるなど安全上のリスクが存在します(運転手と乗客がグルになって乗り合わせた外国人を狙う手口があるらしい)。

 一方の貸し切りタクシー(こっちが日本など先進国のタクシーのイメージに近い)はホテルのフロントやスマホのアプリで呼び出すもので、ドライバーの身元もわかっているため乗り合いに比べると安全性がはるかに高く、我々が利用するのはもっぱらこちらになります。特に当地ではLEFAというタクシーアプリが有名で、これは乗るポイントと降りるポイント、乗りたい時刻を指定すると配車されてくるものになります。日本の大都市にあるウーバータクシーと同様のスタイルです。初乗り料金は50ナミビアドル(約400円)ですが、小さい町なので我々が繰り出す範囲内ならほぼ初乗りに収まるので、実は小田原で電車を利用するより安かったりします(2人の場合 笑)。

 ちなみに当地のタクシーは日本の中古車を使っているパターンが多く(これはナミビアが日本と同じ左側通行なので、右ハンドルの日本車がそのまま使えるから)、内装もそのままなので乗車して発進する際にあの「ETCカードが挿入されていません」という音声が流れることがあり非常に楽しいものがあります(アフリカでもっとも有名な日本語というウワサもあります)。

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2023年9月10日 (日)

イタリア料理

 こっちに来てから週末に外食に出かけるのがパターン化しています(平日はおとなしく家に帰っている 笑).この週末は ”Sardinia Blue Olive”というイタリアンレストランに繰り出しました.今の時期は毎日快晴が当たり前なのでもちろん店外席です。

 日本と違って一般的に一品の量が多く、それほど量が食べられない我々は基本的にシェアをするスタイルになります.この日はStarter(前菜)として牛肉のカルパッチョ,カタツムリのガーリック焼きを,メインにカレイとピザをいただきました.お料理のお供はもちろんワインです.

Img_0104 Img_0105 Img_0106 Img_0107(左上)牛肉のカルパッチョ(要するにタタキか)、(右上)カタツムリのガーリック焼き、(左下)カレイの焼き物、(右下)ピザ

 後から見返したら野菜が少ないなと反省したのでした.

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2023年9月 7日 (木)

焼きそば

 先日当地で売っているカップ麺の話題を出しましたが、今回は袋麺の、それも焼きそば系の話題です.

 当地のスーパーで販売されている袋麺にMi goreng(ミーゴレン)があります。これはインドネシアやマレーシア等東南アジア風の焼きそばです。オリジナルのミーゴレンはかなりスパイシーな印象なんですが、この商品はそれほどでもなく、かなり日本のソース焼きそばに近い気がします。我が家では肉と野菜、卵を添えて昼食としていただくパターンが多いです。

Img_00401 Img_0109(写真左)これがミーゴレンの袋麺、(同右)ほぼ焼きそばです

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2023年9月 5日 (火)

ナミビアの通貨

 今日はナミビアのお金の話です。

Img_0095  当地の通貨はナミビア・ドル、米ドルなどドルを名乗る他国の通貨と区別するためN$と表記されます。写真は20ナミビアドル紙幣です。ただ当地で買い物などをしていると、時として違う紙幣が渡されることがあります。例えば30ナミビアドルの買い物をして50ナミビア紙幣をだしたところ、こういうおつりが来ました。

Img_0096  20と明記されていますが単位はナミビアドルではありません。

 これは隣国南アフリカの紙幣で単位はランド(ZAR)です。実はナミビア国内ではランドはナミビアドルと等価で使用することができるのです(1N$=1ZAR).なので、日常生活で普通に目にする機会が多い紙幣です。ナミビア国内ではランドが使える一方、南アフリカではナミビアドルをそのまま使用することはできません。その辺に両国の歴史的な背景があって興味深いものがあります。ナミビア国内にいる分には問題ありませんが、仕事や旅行で南アフリカに行った際には両替が必要になり、その際には手数料がかかるわけですから、ランドはなるべく取っておいた方がいいのかもしれません(日本でもランドなら再両替可能)。

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2023年9月 4日 (月)

トランスミッション

 今回自動車を購入したわけですが、私だけではなくウチのKも運転できるようにとオートマ車を依頼していました。で、実際に納車された車を見たらなんか、日本で一般的なオートマ車とは違うことに気づきました。

Img_0089  写真は今回購入した車のシフトレバーです。なんか、日本でよく見るAT車のものとは違う感じです。日本のAT車のシフトレバーは上からP(パーキング)、R(リバース)、N(ニュートラル)、D(ドライブ)… となっていますが、この車にはP(パーキング)がありません。どういうことだろうと思っていましたが、どうやらこの車はAMT車といって、日本で一般的なAT車とはちょっと異なるようなのです。

 日本のAT車はクラッチの無い構造をしていますが、このAMT車は普通のMT車と同じくクラッチそのものは存在するものの、その操作が自動化された車です.実はこっちの方が機構が単純で燃費がいいため途上国では好まれるのだそう.ただクラッチ操作が不要ことに変わりはなく,AT車限定免許しか持っていない人でも運転するのに支障はありません。シフトレバーにPがないのもそのためで、自動化されているとはいえ、クラッチが存在するわけですからが、駐車の際はエンジンを切ってからRに入れるのが正解と思われます。

 それにしてもAT車、MT車、AMT車って、生物の世界でいう卵生、胎生、卵胎生なんてものを連想したのでした(💦)。

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2023年9月 3日 (日)

海鮮料理

 こちらに引っ越して約1か月が過ぎました。日本にいた頃は週にいろんな用事で週に何度か外出し外食もしていたのですが、当地ではいまだに生活の立ち上げに追われていることもあって外出の頻度自体が少なくなっています(まあ演奏会やスポーツ観戦などの機会も少ないわけですが).基本的に職場と自宅を往復する毎日ですが、それだけでは寂しすぎるため週末の夕方は外食に出かけようということになっています.この週末は市内の高台にある海鮮料理レストラン" Cape Town Fish Market"に繰り出しました.その名の通り南アフリカにも店舗があるお店です.

Img_0078(写真1)嬉しそうな私

 この日注文したのは生牡蠣,ナミビアの海鮮の定番です.かつて2008年に旅行でこの国に来た際に大西洋岸の街で堪能した食材です.沿岸はともかく内陸500キロの首都ではどうだろうかと思っていたんですが、こちらでも食べられることが判明した次第です。この日は生牡蠣12ピースとスパークリングワインのセットを注文しました(やっぱり生牡蠣にはワインがあうと痛感 笑).そのほかにはイカやエビ、フィッシュアンドチップスなども堪能しました(注文した後に気づいたんですが、生牡蠣以外見事に揚げ物ばっかり💦).

Img_0074 Img_0080 Img_0079 Img_0081(左上写真2)生牡蠣,(右上写真3)イカフライ,(左下写真4)エビの天ぷらと称するエビフライ(笑),(右下写真5)フィッシュ&チップス

 最後はアイスクリームとエスプレッソで締めましたとさ.

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2023年9月 1日 (金)

引っ越しました!

 縁あってナミビアの首都ウィントフックにいるのですが,こちらに着いたのは7月29日でした。その日からずっとホテル住まいが続いていましたが、今日ついに引っ越しました。先日の車の購入に続き、ようやく身辺が落ち着いてきたというところです。

 市内の住宅地になります。途上国しかもアフリカということで、とにかくセキュリティが重要です。あとはこの国ではそういう物件は無駄に広すぎたりするケースが多いですが(プール付きなんてのも)、あまり広すぎると管理も大変しかもお値段もそれなりになります。なのでセキュリティがしっかりしてかつ、それなりにコンパクト、しかも転勤族なので家具付きの物件を探していたんですが、そんな都合の良い物件があるのかと思っていたところで、今回の物件に行き当たり本日無事に引っ越せたという次第です。

 日本風に言えば2LDKという感じです。引っ越しと言ってもこちらに来た際に持ってきたスーツケース6個プラスアルファなので大したことはなく、あっという間に完了しました。

 あとは身の回りの物品を買いそろえていきたいと思います。

Img_0072(写真)ワインで引っ越し祝い(笑)

 

 

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2023年8月30日 (水)

車を入手しました

 こちらに越してから1か月くらい経つわけですが、ようやく自分の足ともいえる自家用車を入手しました。

 日本ならば首都などの大都市は鉄道網やバス網が張り巡らされ,どこかに行くのに不自由するなんてことはないのですが、ここナミビアは首都のウィントフックですら旅客を扱う鉄道は皆無、バスはあるものの途上国あるあるで治安に不安があるため外国人の利用は推奨されておりません.そうなると手段としてはタクシーか知人に連れてってもらうことになります.タクシーはともかく知人に頼むのはやはり気を遣うためこれまで外出の頻度は限られていました。

 が、しかし! 今回自家用車が手に入ったことで,気軽に出かけられるようになったのでした。

Img_0069photoroom  ちなみに今回購入したのはトヨタ・ヴィッツ、日本では同名の車は過去には販売されていましたが、今は新車としてはもうありません(今はヤリスに変更)。ただ世界的には販売されており,実は今回購入したヴィッツはスズキのセレリオのOEMです(日本ではスズキは軽自動車のイメージだが海外ではリッターカークラスの車も作っている)。当初は中古車の購入も検討しましたが、日本のように車検制度が整ってはおらず、果たしてどんな状態なのか乗ってみないとわからない怖さがあり、日本車なら新車は車検まで3年猶予があるように、タイヤなどの外回りはともかく、エンジンなど決定的な部分に関しては大丈夫だろうから、というのが理由です(あとは転勤で手放す際にも新車の方がそれなりの価格で売れる)。

 これから我が家の足となる車、大事に乗っていきたいと思います。

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2023年8月27日 (日)

久しぶりの外食

Img_0053(写真1)開放的なレストラン

 昨夕は久しぶりに外食に行ってきました.行った先はThe Stellenbosch Wine Barというステーキとワインが楽しめるお店です.まだ日があり天気が良かったので店外席を予約していきました.

 非常に開放的で気持ちのいい環境です.スズメやハトのほか,木にはコザクラインコもとまっていました.

Img_0056(写真2)コザクラインコ(スマホではこれが限界💦)

 この日注文したのはスターターとしてイカを塩コショウで味付けたもの,フィレステーキ200g、サラダとデザートでした(もちろんワインも).ステーキももちろん美味しかったのですが、イカがなんかホッとする感じで良かったです.

Img_0057_20230827151601 Img_0058(左写真3)イカ,(右同4)フィレステーキとフレンチフライ

 このお店は高級ホテルのそばという立地条件のためか、欧米系の観光客っぽい人たちがたくさん来ていました(記念写真を撮っていたのでそれとわかる).食事をしているうちに徐々に日が暮れてくるわけですが,高地&乾燥が激しい当地は暗くなると一気に気温が下がります。周囲では店員がストーブに火を入れていました.

Img_0061(写真5)日が暮れて

 公共交通機関が皆無なこの街でアルコールの入る外食をする場合の足は必然的にタクシーです.日本にいた頃は便利だったなぁなどと感慨に浸ったのですが、考えてみたら岩手県沿岸北部に住んでいた頃も酒付きの外食は往復タクシーだったと思い出しました(笑).

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2023年8月23日 (水)

カップ麺

 何かの折に食べたくなるのがカップ麺、日本人の性のような気がします.

 今回引っ越しに当たり日本食材を色々持っていったんですが,カップ麺は除外しました.理由は嵩張るから。今回は2人でスーツケース6個に荷物をまとめたわけですが、衣類などできるだけこちらから持っていきたいものをコンパクトにまとめるとカップ麺のような嵩張るものは除外せざるを得ませんでした(袋麺や乾麺は持ってきた).

 そんなカップ麺ですが当地のスーパーで見かけたものを購入していただいてみました.Fantastic社のinstant noodle、調べたらFantastic社というのはオーストラリアに本社があるようです.

 フレーバーは何種類かありましたが今回はオリエント味を選択,お湯を注いでいただきました.

Img_1981_20230827122501 Img_1982  感想,スープはやや薄味ですが結構いけます.麺はちょっとボソッとした感じで徳島製粉の欽ちゃんヌードルを思い出しました.具材はグリーンピース、コーン、賽の目ニンジンとミックスベジタブルに走ってしまうのは海外製の限界でしょうか(笑).リピートしても良いと感じました。

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